「泊まれる本屋」をコンセプトとし、訪日外国人観光客や国内旅行者、近郊在住者をターゲットに展開されているホステル「BOOK AND BED TOKYO」の新店舗が4月29日、福岡パルコ内に出店した。九州初上陸であり、かつファッションビルへの初出店でもある。
福岡パルコ店の内装デザインはMaf(マフ)の前川敏也氏、ブックセレクトは福岡の書店「ブックスキューブリック」が担当。また、Web先行販売で即日完売となった、パジャマブランド「NOWHAW(ノウハウ)」デザインの福岡オリジナルパジャマを、数量限定で宿泊者向けにレンタルしている。さらに、宿泊せずに「BOOK AND BED TOKYO」の空間を気軽に楽しめる、「デイタイムプラン」も4月30日より提供を開始する。
「BOOK AND BED TOKYO」は、2016年の11月に池袋に初めてオープンした。東京の新しいカルチャーとして、「CNN」「The Huffington Post」「The Guardian」「The Independent」に取り上げられるなど、世界的にも注目が集まっている。同年12月には2号店となる京都店をオープンした。
「最高な環境での良い寝心地は、ここにはありません。あるのは、読書をしていたらいつの間にか夜中の2時になっていて、『もうあとちょっとだけ』と瞼が重くてたまらないながらも読み続けていたら、いつの間にか寝てしまった。そんな、誰もが一度は経験したことがあるだろう、最高に幸せな『寝る瞬間』の体験を提供したいと考えています」と担当者は話した。