「日清ラ王」×「DELISH KITCHEN」 定番商品の“付加価値”をいかに伝えるか?

パッケージからレシピ動画に誘引 つくり方を分かりやすく伝える

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左上:レシピ動画「柚子胡椒まぜそば」。FacebookとInstagramで合計40万リーチ。
右上:レシピ動画「上海焼そば」。認知拡大も目的だったため、商品を冒頭で紹介した。
左下:レシピ動画「包まないめん餃子」。麺を刻むことで皮を使わないで、餃子にできる。
右下:「日清ラ王 上海焼そば」パッケージの側面。「DELISH KITCHEN」のロゴとレシピ動画へのQRコードを掲載。

棚橋:新商品「日清ラ王 上海焼そば」でも「DELISH KITCHEN」を活用しました。これまでの「日清ラ王」の袋麺は鍋でつくるものでしたが、こちらはフライパンひとつでつくる商品のため、お客さまが作り方に戸惑うのではないかと考えました。

そこで、作り方を「DELISH KITCHEN」のレシピ動画にしてお伝えすることを思いつき、さらに商品パッケージに動画へ誘引するQRコードを掲載しました。

三ツ中:「DELISH KITCHEN」としても、商品から動画へ誘導させる試みは初めてで、商品を見たときに感激しました。

今回は動画の中では“商品の見せ方 ”に工夫をしています。今回は新商品のため冒頭でパッケージを見せ、先ほどの「柚子胡椒まぜそば」では初めにあえて商品を見せず、調理工程の中で実は「日清ラ王」を使っていたことが分かる動画構成にしました。

棚橋:そうですね。「上海焼そば」は新商品ですので、商品の認知拡大も狙っています。SNS上でも「こんな商品があったんだ」というコメントもあって、知ってもらえるきっかけになったと思います。

特にSNS上のユーザーのコメントに、丁寧に対応してもらえたことも良かったです。動画を見た人からの「この部分はどうするの?」という投稿に対して、「こうしたら上手くできますよ」と返事をしていただいているのを見て、ありがたかったです。

ヒットコンテンツを分析 動画のエンゲージメント率を伸ばす

棚橋:3本目の試みとして、「日清ラ王冷し中華」を使ったレシピ動画「包まないめん餃子」を配信しました。これは麺を細かく刻んで、ひき肉と一緒に混ぜて、フライパンで焼くレシピ。麺を切るというアイデアは、メーカー側からは出てこない新しい発想で社内で
も好評でした。

三ツ中:ラーメンという枠組みから離れた料理にチャレンジしたいと思い、提案したレシピです。当社フードコーディネーターと試作をする中で、「日清ラ王 冷し中華」のスープはりんご酢が効いているので、餃子のつけダレとして使うことを思いつきました。

普通の餃子ですと包む手間がかかるため、麺で整えることで包まなくても済む点がユーザーに受け入れられると思いました。

棚橋:「DELISH KITCHEN」 は 過去のレシピ動画の分析データと、再生させるためのノウハウを持っているので、安心してお願いできます。

三ツ中:動画のエンゲージメント率を伸ばすためには、レシピに意外性のあるアレンジなどのひと工夫を加えることと、冒頭の完成料理カットでシズル感を出すことが大切です。

あとは、実際にご自宅でつくっていただけるように身近な食材を使うこともポイントで
すね。

棚橋:今後も「DELISH KITCHEN」からは主婦層のニーズや、献立に悩むユーザーの生の声をご提供いただきたいと思っています。さらに、店頭でもレシピ動画を見てもらう展開を考えていきたいです。

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