大丸・松坂屋 創業300周年記念ポスターに総勢100人の従業員が出演!

大丸・松坂屋 輝く100人のポスター

2017年で創業300周年を迎えた大丸。この節目を記念した取り組みの一つとして、「輝く100人のポスター」を制作、全国各地の店舗で展示している。

一人ひとりの専門性・個性を捉えた表現が100通り。ポスターは300周年特設サイトでも公開されており、気に入ったポスタービジュアルに「いいね!」ならぬ「輝いてるね!」ボタンで投票することができる。

ポスターに登場するのは、さまざまな分野のプロとして大丸・松坂屋を支えてきた、個性豊かなスタッフ。「○○のプロ」という各人の専門性を基準に、大丸・松坂屋の直営15店舗と本社から計100人を各店長クラスが選抜、各地域のクリエイターがポスターという形に仕上げた。「多様なパーソナリティが大丸・松坂屋を支えている」ことを表現するため、店頭で顧客と直接接するスタッフはもちろんのこと、普段は脚光を浴びにくい後方部門で活躍するスタッフにもスポットを当てたほか、一部取引先の担当者も大丸・松坂屋の一員として選出したという。

企画の狙いについて、本社営業本部 営業企画室 販売促進担当の秀島麻友子氏は次のように話す。

「日頃支えていただいているお客さまや、お取引先さまに感謝をお伝えすることはもちろん大切ですが、それに加えて、この記念すべき年度を大丸・松坂屋で働くスタッフと一緒に盛り上げたいと考え、何かできないかと試行錯誤していました。最終的には、『スタッフこそ当社の変わらない価値であり、この300周年を迎える機会にスタッフへ感謝の気持ちを伝えることで、モチベーションアップを図りたい』、『地域のお客さまへの感謝の気持ちとともに、お客さまとスタッフとのつながりをより一層深めたい』という二つの思いから、本企画の実現に至りました」。

その思いの下、シャッター商店街の活性化を目的に実施された「商店街ポスター展」のファンだった秀島氏は、同展を手がけた電通のコピーライター・日下慶太氏に「あんな企画ができないか」と相談を持ち掛けた。「商店街ポスター展が素晴らしいのは、地元の商店街の方々をしっかりと取材した上で、地域の良さと、そこで働く人々の個性を表現しているところ。商店街と百貨店、場所は違えど『地域』『個性』が共通点・キーワードであると感じ、日下さんにお願いしました」と秀島氏。

スタッフを主役に据えたポスターを通じて、「大丸・松坂屋を支え続けてきた個性あふれるスタッフとともに、これからも成長していく」というメッセージを発信する。これにより、スタッフにも、顧客にも、クリエイターにも、大丸松坂屋を好きになってもらいたいという思いを込めた。

次ページ 「地元密着型という強みを“メイド・イン・地元”のポスターで表現」へ続く

次のページ
1 2
この記事の感想を
教えて下さい。
この記事の感想を教えて下さい。

この記事を読んだ方におススメの記事

    タイアップ