いよいよ本戦。そして結果発表。
本戦に向けても、事前対策を行ってきました。国内選考の審査員の方々は、会社の垣根を越えて、貴重なお時間を割いてくださり、様々なアドバイスとサポートをしてくださいました。先人である、2014年・2015年・2016年の各代表のみんなも、惜しみなく知見を共有してくれました。できるだけお互いに時間をつくっては、会って、本戦での戦い方をシミュレーションし続けました。カンヌに出発する前日、明治神宮で必勝祈願の絵馬も描きました。
現地での本戦プレゼン終了後も、これまでの積み重ねてきたものを出し切れたと思っていました。そして、必勝守りを胸ポケットに忍ばせながら、審査結果を聞きに行きました。もちろん席は一番前の真ん中で。
しかし、発表された結果は、1位はハンガリー、2位はイギリス、3位はコスタリカ。
3位から順に国名が呼ばれるなか、“Japan”という言葉は最後まで聞くことができませんでした。しばらく席から立ち上がることができず、涙が止まりませんでした。間違いなく人生で一番悔しい体験でした。