BenQ の日本戦略、クチコミ効果で製品が品切れになったことも

今回のポイント

クチコミ効果で製品が品切れに
大切なのはファンにブランド価値を体験してもらうこと
クチコミの相乗効果でブランド価値を底上げしたい
ファンとのプロモーションは台湾本社からも評価
ファンと一緒にブランドを育てたい
大切なのはファンやユーザーの声を聴くこと

今回のまとめ

台湾や世界では有名なBenQですが、日本には昔からの家電メーカーがたくさんあるので、ブランドの浸透には様々な障壁があったことは容易に想像できます。しかもBenQ特徴でもある製品ラインナップやバリエーションの多様性が、逆にBenQの姿をわかりづらくしている点も否めません。

そこでユーザーからのクチコミ効果で、ブランドの価値を底上げするという戦略です。確かに身の回りのPC好きに聞くと、多くの人がBenQを知っていました。不特定多数の人に広く認知を求めるのではなく、関与度の高い人たちの中で信頼度を上げるというのは、大変現実的で、今の時代に即した戦略なのだと思いました。

※インタビュー・記事:藤崎実
※写真撮影:四家正紀

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藤崎実(東京工科大学メディア学部専任講師/アジャイルメディア・ネットワーク エバンジェリスト)
藤崎実(東京工科大学メディア学部専任講師/アジャイルメディア・ネットワーク エバンジェリスト)

博報堂 宗形チーム、大広インテレクト、読売広告社、TBWA HAKUHODO、アジャイルメディア・ネットワークを経て、現職。
変わりゆく広告の最前線を歩み、ファンやアンバサダーに着目した企業のマーケティング活動に従事し、研究職に。
日本広告学会:クリエーティブ委員、産業界評議員、デジタルシフト準備委員会。日本広報学会会員。WOMマーケティング協議会:副理事長、事例共有委員会。東京コピーライターズクラブ会員。カンヌ・クリエイターオブザイヤー他受賞多数。多摩美術大学、日大商学部非常勤講師。

藤崎実(東京工科大学メディア学部専任講師/アジャイルメディア・ネットワーク エバンジェリスト)

博報堂 宗形チーム、大広インテレクト、読売広告社、TBWA HAKUHODO、アジャイルメディア・ネットワークを経て、現職。
変わりゆく広告の最前線を歩み、ファンやアンバサダーに着目した企業のマーケティング活動に従事し、研究職に。
日本広告学会:クリエーティブ委員、産業界評議員、デジタルシフト準備委員会。日本広報学会会員。WOMマーケティング協議会:副理事長、事例共有委員会。東京コピーライターズクラブ会員。カンヌ・クリエイターオブザイヤー他受賞多数。多摩美術大学、日大商学部非常勤講師。

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