福岡市は7月14日に市内で記者発表を開き、同日から保健医療分野における新戦略「福岡100」をスタートすると発表した。「福岡100」とは、保健医療という分野から健康に長生きできる持続可能な社会システムをつくる100のアクションを実践するというプロジェクト。高齢化にともない100歳まで生きるのが特別でなくなる「人生100年時代」の到来を見据えたもので、2025年までの実現を目指す。
記者発表では、ICTを活用した医療データの分析や在宅介護をサポートする「care4FUKUOKA プロジェクト」のほか、健康・医療・介護関連のスタートアップ企業を支援する「ケアテック・ベンチャー」など現在進めている6つのアクションを公開した。
福岡市は、2016年3月に同市で開催された厚生労働省主催の「保健医療2035シンポジウム」において「保健医療2035推進シティ」に第一号として立候補しており、「健康先進都市」の先駆けとなることを目指している。