DMのノウハウをランディンページにも活かす
以上述べてきた、DMのレスポンス率を引き上げるためのクリエイティブ・ノウハウは、実はそのままデジタルメディアにも活用できるものです。例えば、通販会社などがインターネット上で展開するLP(ランディングページ)ですが、まさにDMのロングレターそのものと言っても過言ではありません。AIDAの法則の順番通りにストーリーを組み立て、「レスポンス率を上げる7つのMUST」の要素を、文章や写真やグラフを駆使しながら盛り込んでゆく。DMのノウハウを熟知し、DMレターの書けるライターこそが、優れたLPづくりに最適の人材と言えるでしょう。
『新DMの教科書』でそのようなノウハウを学び、デジタルにも応用できるDMクリエイティブの能力を身につけていただければ幸いです。
(デジタル時代のクリエイティブ力も含めDMマーケティングにおける“業界標準の体系的知識”を得ている証「DMマーケティングエキスパート資格」が取得できる2017年度DMマーケティングエキスパート認定資格試験についてはこちら)。
有田 昇
アリゴー 代表取締役
コピーライターとして日本リーダーズダイジェスト社に入社。その後マッキャンエリクソン博報堂でDMの企画から制作・実施・分析まで総合的に関わる。1996年にDMコンサルタントとして独立。多企業のDM指導、上智大学などでDM講義を行う。全日本DM大賞審査委員などを歴任。『効果がすごい「パワーDM」の作り方』(中経出版、1999)ほか著書多数。
『新DMの教科書 「DMマーケティングエキスパート」認定資格公式テキスト』
日本ダイレクトメール協会著/宣伝会議刊行(2017年7月10日発売)
広告メディアとしてのDMについて、企画からクリエイティブ、実施に至る幅広い実務知識を体系的にまとめた1冊。日本ダイレクトメール協会の「DMマーケティングエキスパート」認定資格公式テキストとして、業界標準の実務能力を示す資格試験受験にも活用いただけます。「DMマーケティングエキスパート」とはDMマーケティングのプロたる証で、取得すれば知識の習得からクライアント先での信用度に貢献するメリットが生まれます。
2017年度の試験についてはこちら
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