BiSHのMVを澤本さんと権八さんがつくります!?(ゲスト:BiSH)【後編】

【前回コラム】「過激なことをしても売れたいと、覚悟を決めて入った(ゲスト:BiSH)【前編】」はこちら

今週のゲストは先週に引き続きBiSHのメンバー、セントチヒロ・チッチさんとアイナ・ジ・エンドさんの2人、さらにプロデューサーの渡辺“ジュンジュン”淳之介。話の流れから、BiSHのMVを澤本さんと権八さんが手がけることに・・・?

今回の登場人物紹介

左から、澤本嘉光(すぐおわパーソナリティ)、中村洋基(すぐおわレギュラーゲスト)、権八成裕(すぐおわパーソナリティ)、渡辺“ジュンジュン”淳之介(BiSHプロデューサー)、セントチヒロ・チッチ、アイナ・ジ・エンド。

※本記事は5月13日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。

「高校生にパワーを与える本」を出しているジュンジュン

澤本:プロデューサーのジュンジュンこと渡辺さんは、どうやってBiSHのメンバーを集めたんですか?

ジュンジュン:基本的にはオーディションを行います。前のBiSが解散してちょっと伝説みたいになっていたので、これはいけるんじゃないかと思って、解散から半年後ぐらいにツイッターで「もう1回BiSをはじめます」という触れ込みでオーディションをしたんです。BiSをやってたときには200人ぐらいしか来なかったんですが、そのときは応募がなぜか千人ぐらい来て。

澤本:ツイッターで来たんですか?

ジュンジュン:ツイッターでメールアドレスだけ公開して、メールで写真を送るだけにしました。千人ぐらい来たので、時代が変わったというか、風が吹いてる感じがして。

権八:ちょいちょい自分達で言うよね(笑)。

ジュンジュン:今いるメンバーの3人は後から入ってきたんですけど、最初は2年前の1月ぐらいに募集して、モモコグミカンパニーとセントチヒロ・チッチ、アイナ・ジ・エンドはそのときに来たメンバーです。CDデビューしてからまだ2年経ってないもんね。

澤本:ツイッターが最初なんですね。

ジュンジュン:初めて1000RT以上いったんですよ。携帯がずっとブーブーいってる感じで、これが“αツイッタラー”なんだと思いました(笑)。

中村:ファンの亀山さんはアイドルと書いてある帽子をかぶり、BiSHのTシャツを着ていて、完全なる単なるアイドルオタクですね。

権八:そのアイドルの帽子もグッズなんだよね。

チッチ:はい、BiSHのグッズです。

中村:そうなんだ。亀ちゃんはチーム結成の流れも知ってたりするの?

亀山:いえ、知りませんでした。僕はBiSの横浜アリーナで行われた解散ライブに行き、その次の日に解散したBiSが集まるというコンサートがあったのでそれも行きました。食事が付くんですけど、マックのハンバーガーとポテトで、それを数千円で出すみたいな。

権八:ひどいね(笑)。

ジュンジュン:横浜アリーナで解散したので、元BiSじゃないですか。だから、元BiSのワンマンライブを250人キャパのところで、1人3万円で売ったんですよ。そしたら普通に即完売して。食べ放題・飲み放題にしたんですけど、飲み物はソフトドリンクだけで、食事は先に買って置いておいたマクドナルドのハンバーガーとポテトとナゲット。客が入る頃にはもうシナシナとカッタカタで誰も食べないという(笑)。

権八:それは元BiSのメンバーと一緒にご飯食べるという企画?

ジュンジュン:違います。ワンマンライブをやるんです。マック食べながら見るという。

澤本:亀山くんは本当にアイドルに詳しいし、渡辺さんのこともよく知ってると思うけど、この方はどういう方なんですか?

亀山:僕が一番衝撃を受けたのは、自著を出されてるんですけど、渡辺さんにはBiSやBiSHなどアイドルの裏側の運営を聞きたくなるじゃないですか。でも、その本は渡辺淳之介という人間がどう育ってきたかということが書いてあるんです。それを出してしまうところがまず凄い。とはいえ、考え方がしっかりされているので、読み応えもありますし。

澤本:営業トークになってる(笑)。

ジュンジュン:俺もビックリしたんですよ。「高校生にパワーを与えるような本を出したい」とオファーをいただいて、インタビュー形式だったんですが、まさか「3歳のときは何してた?」みたいな話をされると思ってなくて。だから、プロモーション方法などの話ほぼないです。

澤本:じゃあ、これを読んでもアイドルのプロモーションはわからない?

次ページ 「過激なツアータイトルを付けて反省していること」へ続く

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