丸亀製麺のファンに向けた取り組み「試食部」は、なぜ生まれたのか

今回のポイント

  • ・発売後1週間の機会ロスを解消したい
  • ・食べられそうなことが伝わることから「試食部」のネーミングに
  • ・ファンが取り組みたいことは2つある
  • ・お店を借り切っての試食会
  • ・「写真の撮り方」と「ブログのタイトル」講座も
  • ・食べ物には「顔」がある。だから「うどんの顔」を大事してほしい

今回のまとめ

外食不振といわれる今の時代に、好調な業績で知られる丸亀製麺ですが、人気店だからこその悩みがありました。それが新発売からテレビCMをオンエアするまでの期間の告知方法でした。

ファンとのリレーションやソーシャルメディアの活用は、単独で行うものでも、マス広告に代わるものでもありません。それらは、あくまでマス広告と併用です。写真講座もブログ講座もファン重視の表れです。ファンやクチコミと上手に付き合う丸亀製麺の考え方からは、学べることがたくさんありました。

※インタビュー・記事:藤崎実
※写真撮影:四家正紀

これからの企業発展には顧客との関係を深めることが必要です。『顧客視点の企業戦略 -アンバサダープログラム的思考-』は、企業とファンが一緒になって課題を解決したり、マーケティング活動を行ったりする方法論や事例について解説した書籍です。今までのマス・マーケティングに加えて無理なく実行できる点にも特徴があります。この機会に是非ともお買い求めください。

はじめに:「新たなる現実」を受け入れて、次へ向かう指標としての顧客視点/第1章:顧客視点がないと「マーケティング」ではない/第2章:マーケティングを顧客視点で組み替える/第3章:企業の目的は「顧客を創造する顧客」の創造である/第4章:顧客と一緒にマーケティングする/実践レポート:アンバサダーの体験設計(上田怜史)/第5章:アンバサダーが企業にもたらす変化/第6章:顧客視点経営がビジネスを変える

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藤崎実(東京工科大学メディア学部専任講師/アジャイルメディア・ネットワーク エバンジェリスト)
藤崎実(東京工科大学メディア学部専任講師/アジャイルメディア・ネットワーク エバンジェリスト)

博報堂 宗形チーム、大広インテレクト、読売広告社、TBWA HAKUHODO、アジャイルメディア・ネットワークを経て、現職。
変わりゆく広告の最前線を歩み、ファンやアンバサダーに着目した企業のマーケティング活動に従事し、研究職に。
日本広告学会:クリエーティブ委員、産業界評議員、デジタルシフト準備委員会。日本広報学会会員。WOMマーケティング協議会:副理事長、事例共有委員会。東京コピーライターズクラブ会員。カンヌ・クリエイターオブザイヤー他受賞多数。多摩美術大学、日大商学部非常勤講師。

藤崎実(東京工科大学メディア学部専任講師/アジャイルメディア・ネットワーク エバンジェリスト)

博報堂 宗形チーム、大広インテレクト、読売広告社、TBWA HAKUHODO、アジャイルメディア・ネットワークを経て、現職。
変わりゆく広告の最前線を歩み、ファンやアンバサダーに着目した企業のマーケティング活動に従事し、研究職に。
日本広告学会:クリエーティブ委員、産業界評議員、デジタルシフト準備委員会。日本広報学会会員。WOMマーケティング協議会:副理事長、事例共有委員会。東京コピーライターズクラブ会員。カンヌ・クリエイターオブザイヤー他受賞多数。多摩美術大学、日大商学部非常勤講師。

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