YouTubeチャンネルがメディアとしての強み
—立ち上げから2年間で、動画メディアの変化を感じますか?
スタート当初は、YouTuberが美容動画を配信するスタイルが流行っていました。
その後はFacebookやInstagramなどのプラットフォーマーが動画に力を入れるようになり、スマホで使えるデータ量も増加していく中で、動画を視聴するユーザーが劇的に増加していきました。その流れに乗り、当社も動画を配信するプラットフォームを増やしていったのです。
また「MimiTV」の特徴は、YouTubeの視聴者数が多い点だと思います。SNSで配信している分散型メディアの中でも、YouTube上に公式チャンネルを保有しているところは意外と少ないのです。
YouTubeでユーザーに接触するためには、主体的に「MimiTV」を見たいと思ってもらうことが必要なため、本当に価値のある動画を提供し続けていくことが重要です。
—YouTubeにもチャンネルがあることがMimiTVの強みなのですね?
そうです。YouTube上で「MimiTV」の動画が高評価されているため、商品ブランド名で検索をすると、動画がしっかり見つかることが強みだと思います。
ユーザーがブランド名で探しても、企業側の意図しているコンテンツが表示されなかったり、勝手に流されてしまっている動画が出たりすることに悩む企業が多いのですが、当社ときちんとした動画をつくっておくことで、YouTube上での商品認知とブランドイメージが改善されたと聞きます。
また、「MimiTV」のユーザーさんは、美容に関してアクティブなため、40%近くのユーザーがコスメに月5千円以上使うという統計がでています。YouTubeでは、今までに紹介された製品をユーザーの85%が購入したことがあると回答し、さらに97%が調べたことがある、と回答しています。僕らからすれば、情報を知りたくてきているのだから、当然の数値のようにも思えるのですが、他のメディアと比較すると高いようです。
—最後に、今後の展望をお聞かせください。
メイクは人を幸せにするものである反面、そこに不安を抱えていたり、どうしたらいいかわからないといった悩みによって、ネガティブになってしまったり、1日の最初にその人の気分を決めてしまうものだと思います。そこで、新しい情報を伝えるだけではなく、ユーザーがよりポジティブになれ自信を持ってもらえるようなコンテンツをつくっていきたいなと思っています。
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株式会社MimiTV
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