演技が好きで「ひとり芝居」にも挑戦
澤本:演技は好きなんですか?
もも:好きですね。私はひとり芝居も3月末にやりまして、再演も決まって、7月に大阪のほうでやるので、そちらもぜひ。
澤本:ひとり芝居見てみたいな。
もも:ぜひ、お誘いします。
中村:「もものひとり芝居」と「小春のひとりライヴ」in大阪かな? 7月27日~30日やりますと。
もも:そうなんです。これは3月やったやつをそのままもう一度やると。
権八:スイッチ入ると表現力がすごいよね。
もも:小さい頃からミュージカルだったり、舞台、お芝居を見に行くのが好きで、お母さんに連れていってもらっていました。その影響というか、家で一人ミュージカルみたいに誰にも見られずにそういうことやるのが好きな幼少期でした。
権八:どういう家庭環境なのか気になってしょうがない。
もも:お父さんとお母さんは2人ともイラストレーターなんですよ。おじいちゃんもおばあちゃんも絵を描く人で、親戚中、絵が多いんですけど。
澤本:アーティストの家系なんですね。
もも:私たちは絵じゃなかったんですが、お母さんは今も一緒にお仕事したりしていて、ステージ衣裳ワンマンのは全部お母さんにつくってもらっています。
権八:すごいよね。家族みんながバックアップしてくれてるというか。
もも:うれしいですね。おばあちゃんもアシスタントとして縫ってくれているので。おばあちゃんまで働かせるという。
澤本:ももさんはドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』に出てたんですね? どの役ですか?
もも:前田敦子さんの恋敵役というか、前田さんが付き合ってた元カレの黒猫チェルシーというバンドのボーカリストでもある渡辺大知くん演じるバンドマンの今カノです。新しいバンドのメンバーとして入ったボーカリストで。
澤本:いた! 歌ってた。
もも:はい、気の強いボーカリスト。前田あっちゃんとの修羅場シーンもあって、面白かったです。なかなか敦子さんに向かって、「もう、ちょっと会わないでくれる?」って言うことないじゃないですか(笑)。普通に生活してたら。
澤本:どういう流れで出演したんですか?
もも:歌える女の子が誰かいないかということで、何人かの候補に私も入っていて。普段、私はステージでは黒髪ウィッグをかぶってるんですけど、かぶってない地毛の赤く染めたばかりの写真がTBSにいったみたいで、「明らかにこいつ気が強そう」と、ビジュアルだけで選ばれたらしいです。とにかく気が強い役だったので、赤く染めてよかったなと(笑)。『毒島』に携わってた橋本プロデューサーともう1人、多和田さんとも出会って。その後、多和田さんから『逃げ恥』のオープニングを書いてほしいとオファーがあったんです。
澤本:じゃあ、きっかけは『毒島』なんですね。
もも:そうなんです!
澤本:繋がるものですよね。不思議ですけど。
もも:だから、今日がきっかけで今後何か繋がるかもしれないですね。
権八:あの、僕はこれを知ってたらCMの件、お願いしてなかったかもしれないんだけど、ももちゃんはCMの曲をつくりたくてしょうがないらしいんですよ(笑)。勝手にCMソングをつくって、歌っていて。僕は全然知らなかったんだけど。
中村:勝手につくるってどういうことですか?