「顧客視点」の経営方針が生み出したJAL流コンテンツマーケティング

—プロジェクトを通じて、実感した手応え、さらに今後に向けた展望をお聞かせください。

深田:コンテンツ配信の結果から得られたデータは、社内で持っていたイメージと相違はなく、目新しい発見があったというわけではありません。ただ、「スマイルサポート」の記事しかり、お客さまが望んでいらっしゃることが数値化され、定量化されたファクトが揃ったことで、各自持っていた想いが、「やはりそうだったのか!」という確固たる自信に変わりました。

足立:JAL様のように、お客さまからの期待を社員が実感するためにコンテンツを活用した事例はとても珍しく、私たちにとっても大きな学びがありました。

「Quant」が提供する3つの価値

コンテンツメディアを活用したマーケティング効果を最大化するためのクリエイター管理、コンテンツ管理、インサイドレポートなど、各種機能をワンストップで提供。読者とライターを「Quant」で紐づけることで、「誰が」「どんな記事を」「どれだけ読んだか」を可視化することができる。今回の取り組みでは、主に読者と記事の分析を行った。

深田:JALとしてお客さまにどう向き合っていけばよいのか。全社員がそのベクトルを合わせることが必要であり、その実践に向けた取り組みとして今回のプロジェクトは非常に有意義でした。

また外部のプロに任せきりにするのではなく、時間はかかってもコンテンツマーケティングの根底に流れる思想をきちんと理解しながら、自社で舵取りができたことも非常に良かったと考えています。お客さまの視点に立ったマーケティングの取り組みは、あらゆる部門に必要ですし、一人ひとりがリテラシーを身につけて自走できるようになることが成功のカギだと思っています。

足立:JAL様とは今回、データ分析の基盤をつくることができました。そこで私たちとしては今後、コンテンツ制作はもちろんのこと、お客さまとJAL様がよりきめ細やかなコミュニケーションを深めていくための仕組みづくりにまで踏み込んでご提案できたらと考えています。


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