情報拡散はYouTubeの一点集中で
—では作品をつくるために普段意識されていることはありますか。
ハセシン兄:Googleアナリティクスで自分たちのチャンネルを見てくれてる視聴者の属性はたまに見てます。直近の情報ではないけど、うちの視聴者の9割くらいが男性で、なおかつその中の7、8割が中高生くらいの年齢だったはず。だから本当に中高生の男子学生に向けて、シンプルなワードで実況するよう心がけています。あとは、弟のキャラクターもありますが、あまり解説とかはせず、感情面の発言が多いかな。その他は、発信メディアをYouTubeだけに絞っています。
—今のご時世、拡散だ、SNSの活用だって言われると思うんですが、その中で、YouTubeだけに絞るって、リスキーではありませんか。
ハセシン兄:そうですね。うちのチャンネルは登録者含め、毎日ちょこちょこ見に来てくれる人が増えているような状態で、今まで爆発的に増えたことはあまりないですね。憶測ですけど、口コミとかで広がってるだけかなと。だけど、ゆっくりと増えていくからこそ視聴者との空気感も急激に変化せず、こちらもじっくり関わり合いながら投稿できるので、発信は基本YouTubeのみでやっています。
—チャンネルを拝見したところ、活動の幅を広げているようですが、今後、行ってみたいコミュニケーション活動はありますか。
ハセシン兄:動画の話になってしまうけど、最近生放送を積極的にやっています。実況動画だとトリミングするようなシーンも含めて、生配信してます。視聴者のリアルな要望にすぐに答えられるし、スピード感持ってコミュニケーションを図れるのがいいですね。実況動画だとどうしてもクローズドなものになってしまうので、
そこはとても新鮮。
—最近は生放送にチャレンジされているということですね。YouTuberの方でリアルイベントを通じたファンとの接触も増えていると思いますが、実況にとどまらずやってみたいことはありますか。
ハセシン兄:そういう意味では、リアルなイベントでいろんな人と一緒にゲームをプレーしてみたいですね。もちろんプレーに限らず、みんなとゲーム観戦というのも面白いかなって思います。昔はそういう場が全然なかったんですけど、最近徐々に増えつつあります。