Blueprintを受講した効果
—サイバーエージェントの皆さんは「メディアと真摯に向き合って、研究熱心である」と聞いたことがあります。Blueprintを導入した目的もFacebook広告の知識を得るためだったのでしょうか。
田上:ありがとうございます。はい、Blueprintを導入した背景にはFacebookへの理解を深めたいという狙いがありました。
特に運用型広告はメディア側の思想に合わせてプランを組み立てると、確実に効果が上がっていきます。お客様に向き合う視点はもちろん大事ですが、メディアにもしっかり向き合って、同じ方向を向いていきたいと思っています。
—どのような部署のメンバーがBlueprintを受講したのでしょうか。
田上:当社のFacebookチームは出稿計画をプランニングする「コンサルティング部門」と、実際に運用する「オペレーション部門」に分かれているのですが、どちらも全員が受講しました。
また、Facebook広告を提案している主要な営業メンバーにも受けてもらいました。営業担当者は様々な案件を抱えていて時間を確保しづらいことが分かっていたので、個別に受講してもらうのではなく、講習会という形で時間を決めて受講を促しました。
新井:あとはクリエイティブ部門のメンバーにも受講してもらいました。Facebookという媒体のロジックを学ぶことで、どのようなクリエイティブであれば、より効果が高まるのかを知ってもらうためです。
—コンサルタントから運用担当者、営業担当者、クリエイターと幅広い部門のメンバーが受講したのですね。Blueprintを受講したことで、どのような効果がありましたか?
田上:コンサルタントは自分が担当している業種におけるFacebook広告の活用方法には詳しいのですが、それ以外の領域には詳しくないなど、知識に偏りがありました。Blueprintを受けることでメンバーの知識を平準化できたと思います。
新井:部門間での共通言語ができた効果がとても大きかったです。共通の基礎知識を得ることができて、より深いディスカッションが誰とでもできるようになりました。
さらに営業メンバーもBlueprintの導入前は運用レポートを見て効果が下がっていたら、すぐコンサルティング部門へ相談に来ていたのですが、導入後は自分で管理画面を見ながら検討した上で相談にくるようにもなりましたね。
—効果を実感しているのですね。それだけ力を入れてBlueprintを受講したのは、企業のプロモーションにおけるFacebook広告の重要性が増しているからでしょうか。
田上:そうですね、もともとはスマートフォンのゲーム業界の広告主が多かったのですが、最近は金融業界や健康食品、単品通販など、活用する業種が広がっています。さらに関東だけでなく、西日本の広告主からの発注も多くなってきました。
新井:今までは日本の広告主が日本市場向けにFacebook広告を配信するというケースが多かったのですが、ここ1年ほどで海外市場に向けた広告、または海外の広告主が日本市場向けに配信することもグッと伸びてきたと感じています。
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