PwC Japanグループは11月22日、東京・大手町に「エクスペリエンスセンター」を開設した。
同センターではカスタマーエクスペリエンスの分析に基づいて、企業のビジネスを再構築し、デジタルテクノロジーによるイノベーションの創出を目指すとしている。すでにPwCではフロリダ、フランクフルト、上海など世界の30を超える都市でエクスペリエンスセンターを開設しており、3000名を超える専門コンサルタントがサービスを提供していたが、日本での開設は今回の東京が初となる。各都市によって、エクスペリエンスセンターのコンセプトは異なるが、東京では「Live JAM」というコンセプトのもと、企画されている。
東京のエクスペリエンスセンター長を務める、PwCコンサルティング・デジタルサービス日本統括の松永エリック・匡史氏は記者発表会に参加をし「エクスペリエンスセンターにはクリエイターやデザイナーなど、これまでコンサルティング会社にはあまりいなかったような人たちが多く参加している。今の社会環境では、ゼロからモノを生み出すアーティストの発想、創造体験がビジネスの世界にも求められるからだ。
予測不能な環境で人と人がコラボレーションすることで、イノベーションが生まれる。東京のエクスペリエンスセンターは多様な人がコラボレーションできる場にしたい」と話した。