Webサイトの健全な発展に貢献し、優れた功績を残した企業や人材を表彰する第5回Webグランプリ(日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会主催)の「Web人部門」の受賞者が27日に発表され、「Web人大賞」にはネスレ日本の石橋昌文氏(専務執行役員、CMO)とヤフーの安宅和人氏が選ばれた。
ネスレ日本の石橋氏は、デジタルコンテンツを駆使したブランディングを通して、マーケティング戦略を社内に浸透させるだけでなく自社の事例を業界内にも共有したことで、デジタルマーケティング業界の活性化に貢献した功績が認められた。ヤフーの安宅氏は、ビッグデータとそのリアルタイム処理のためのAI活用の理解促進活動を通じて、デジタルマーケティング業界の成長に寄与した。
また、「Web人 of the year」には資生堂ジャパンのコミュニケーション統括部長・小出誠氏が選ばれた。小出氏は、日本アドバタイザーズ協会のデジタルメディア委員会委員長を務め、デジタル環境における広告の適正化と安全化に向けて活動している。
「Web人貢献賞」として、長澤秀行氏(デジタルガレージ)も選出された。日本インタラクテイブ広告協会(JIAA)事務局長として、ネイティブ広告やターゲティング広告などの業界ガイドラインやJIAA行動憲章の策定などを進めてきた点が評価された。
同賞は、前身となる「Web クリエーション・アウォード」から数えて今年で15回目を迎える。贈賞式は12月7日に東京都港区の八芳園にて開催される。
このほか「Web人賞」受賞者は以下のとおり(敬称略)
吉田大成(エブリー)
チーム MAGELLAN BLOCKSの皆さん(グルーヴノーツ)
堀江裕介(dely)
チーム 10 分どん兵衛の皆さん(日清食品)
濱松 誠(One JAPAN)