元々は自主制作映画の監督の集まりであったBABEL LABEL。現在は、プロダクション機能が加わりCMやMVまで幅広い映像作品を手がける体制が整っている。
ハイクオリティな映像を実現するディレクターズカンパニー体制
BABEL LABELはディレクター7人を中心に、アシスタントディレクター、エディターが所属するディレクターカンパニーだ。そこにプロダクションでの経験を持つ代表の山田久人さんをはじめ、プロデューサー、プロダクションマネージャーが加わり、プロダクション機能を形成している。
ディレクターが力を発揮できることが設立の経緯でもある同社では、ディレクターとプロデューサーがセットで仕事を受ける。「企画やスタッフが固まった段階で仕事が来るこれまでの体制では、予算の使い道やスケジュールがすでに決定していて、表現で妥協しなければいけないことがありました。いまのBABEL LABELの体制では企画から参加でき、スタッフも普段から共に制作をするメンバーが揃っているので、スピードが上がり、予算の無駄も減っていると思います」とディレクターの志真健太郎さんは話す。
山田さんが7人のディレクターそれぞれの表現できる幅を理解しプロデュースすることで、さまざまなジャンルの作品を制作し結果を出し、その結果を見て同社に指名が来る流れができているという。最近は、テレビCMからWeb動画、商業映画やMVまで幅広い映像作品を手がけている。
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