18歳のときに見た小劇場のステージが今の自分を支えている(ゲスト:吉岡里帆)【前編】

「会う人全員が好きになる」と評判のゲスト

権八:今回も素敵すぎるゲストをお迎えしております。全国の男子高校生、大学生、みんなよく聴けと。本日のゲストは女優の吉岡里帆さんです。やった、きたー!

吉岡:こんにちはー! みなさん、はじめまして。東京FMの皆様はじめましてですね。吉岡里帆です。

澤本:吉岡さんは東京FMに来たことがないんだって。

権八:マジですか?

吉岡:そうなんですよ。実は生まれて初めてでして。普段、ラジオは他局のフンWaveさんでやらせていただいてるんですけど。

権八:フンWave?

澤本:何か汚そうだね。

吉岡:やめて(笑)。J-Waveで。今日はちょっとお邪魔させていただきます。

権八:ついに来ましたね、ここまで。

澤本:だって、このブースの中、いい匂いがするもん(笑)。

吉岡:しますかね? 今日はローズでお送りしてます。

権八:ローズかぁ。言うんだそれ。いやぁ、里帆ちゃんはヤベエぞと、会った人全員好きになっちゃうぞと、噂には聞いてたけど、ちょっとわかった気がしますよね~。

吉岡:ゴーンパ。

権八:はっ・・・ちょっとハァハァ言っちゃった(笑)。今、呼び捨てにしてくださいまして、ちょっとテンションが変なほうにいってますが、今日はあの吉岡里帆が来てくれましたよ。どうしてこんなことが起きたのでしょうか?

澤本:吉岡さんにCM出てもらったり、ACCの審査会に来てくださったりしたので。何かきっかけがないと呼べないじゃないですか。

吉岡:今回は澤本先生の計らいがあり、お邪魔させていただけることになったんですけど、大丈夫ですか?

権八:大丈夫です。急にウィスパーになって、それはそれでまたドキドキする。

澤本:さっきからくねくねしてる(笑)。

権八:リスナーの男子高校生諸君、僕のド正面に吉岡里帆様が座ってらっしゃいますぞ。そうか、ACCの審査員やっていただいたんですよね。何部門でしたっけ?

吉岡:私が参加させていただいたのはフィルム部門で、長いほうのネット動画と、短いテレビCMの15秒~30秒のほうと、両方拝見させていただいて。すごく楽しかったんですよね。ACCフィルムフェスティバルは今年から名前が変わったんですよね?

澤本:フィルムフェスティバルだけじゃなくて、クリエイティビティアワードみたいにかっこつけて言っているだけで内容は同じです(笑)。吉岡さんは本当に楽しんでやってくれてたんですよ。

吉岡:メンバーの方も大好きな方達ばかりで、どん兵衛の「どんぎつね」の福部明浩さんや細田守監督もいらっしゃったり、これからまたお仕事しましょうと言っていた方がいらっしゃったり。良いメンバーの中で、こんな小娘が一緒に審査に参加させてもらえるという、かなり貴重な体験をさせていただきました。

澤本:あ! 僕ら忘れてるよ、20秒自己紹介。

権八:僕も良きところで戻ろうかなと思ったんですけど、1回戻りましょうかね。毎回ゲストの方に20秒自己紹介というものをお願いしてるんですね。テレビCMは15秒ですが、ラジオCMは20秒なんです。これはラジオなので20秒でご自身をめいっぱい自己アピールしていただければ。

吉岡:こんなプロの前で?

澤本:僕らは下手です。

権八:僕らはホゲーッとしてて、全然聞いてないんで。

吉岡:聞けよ(笑)。

権八:うわ!吉岡里帆がツッコんでくれた(笑)。うれしい!じゃあ聞いてますので、ぜひ!

吉岡:20秒か。意外と短いんですよね。どうですか、CMのつくり手として思う20秒って?

澤本:僕らは15秒でつくってるから、20秒だとちょっと長くて、ちょうど良いぐらいかなと。

吉岡:ちょっと与えすぎたかなぐらいの感じかな。

澤本:ううん、そんなことはないですけど、そこそこ言えますよ。大丈夫。

権八:CMをつくるときの感覚と、自己紹介、自分を語るときは違いますよね。

澤本:自己紹介は自分がクライアントだからいっぱい言いたいもんね。

権八:これもやりました、あれもやりました。私こんな人間ですと言いたくなるところをグッとこらえて。

澤本:そうそう。だいたいクライアントの方が「これも言いたい、あれも言いたい」と言うと、僕らは「欲張りだ、1個や2個に抑えなさい」と言うじゃない。でも、自分がクライアントになったら嫌だよね、そんなの(笑)。

権八:大きなお世話だと。

澤本:そう、それで言った結果、誰も聞いちゃいないという。

権八:でも大丈夫です。里帆ちゃんの自己紹介は全員聞いてます。

吉岡:緊張する。ちょっと思いつきで言っていいですか? あまり考えても仕方ないので。

権八:それは面白そうですね。では、どうぞ!

吉岡:ドキドキドキ・・・毎日心臓をドキドキさせながら、私は今この不思議な国を走り回っています。あの仄暗い中で赤い光が差し込んでいた劇場を見て感動した私は、今、ここを走っています!(ゴングの音)恥ずかしー!

次ページ 「18歳で見た小劇場のステージが自分を支えている」へ続く

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