今回は新年特別企画として、戌年生まれのマーケター、アドパーソン、PRパーソンの皆さんに、今年の抱負を寄せていただきました。節目を迎える年に、それぞれどのような“目標”“野望”“決意”を掲げているのでしょうか。ぜひ、ご自身の抱負と照らし合わせながら、ご覧ください!
【1】資生堂ジャパン 朝倉萌さん
アジアNO.1に向けた3つのBeyondを実現します!
- 圧倒的な価値づくりで、既存価値を超える
- 真の日本発グローバルブランドとして、国境を超える
- 骨太な成功のメカニズム構築のために、パートナー含むステークホルダーと共に、組織の壁を超える
【2】伊藤園 小笠原嘉紀さん
デジタルの重要性がますます増しているからこそ、
リアルな体験やそこでしかできない時間(トキ)を今まで以上に大切にしていきたい。
「世界に求められるお茶屋ってなんだろう」
お茶の価値は飲み物というだけではない。
お茶は一種のコミュニケーションだ。
「お茶しない?」
そこに人がいる。普段の生活にお茶がある。現代の茶室を考えていきたい。
【3】東京片岡英彦事務所 片岡英彦さん
AIが人間の職業を奪うという。私のようなPRの仕事にも触手が及ぶ。
ならば先手必勝、彼らの“苦手”を先に極めたい。
(1)好奇心 (2)信頼 (3)可視化
好奇心は没頭力。ひたむきさ。信頼の原点。
信頼という過去を信用という未来へとつなぐ。
見えない信頼を多くの人に伝えていきたい。
今年も汗をかく。これ…AIにできない。
【4】有楽製菓 河合辰信さん
今年の抱負は「巻き込む」です。
今後ますます競争が厳しくなっていく中で、お客さまの期待を超える価値を提供し続けるためには、自分たちの力だけでは足りません。
社内の各部署はもちろん、地域社会、業界内外の他企業、お取引先さまやお客さまなど、あらゆる人たちを巻き込んで、これまでにない価値を生み出していきます。
【5】サイボウズ 藤村能光さん
メディアを運営しながら企業のブランドをつくっていく上で、大事だと思っていることを抱負にあげてみました。
企業メディアは、その企業のビジョンや姿勢と、メディアを運営する中の人の気持ちが何より肝心。
自分の思いに素直になって企画を温め、チームで徹底的に楽しみながら企画をつくる。
もちろん、読者のことを第一に考えて、置いてけぼりにしないように。
この繰り返しと継続が、新しいブランドづくりにつながってくると信じています。
【6】ブルーカレント・ジャパン 本田哲也さん
ここ最近、世の中の過剰な抑圧ムードを感じます。
炎上やバッシングを恐れ、広告もPRもうかつに発信できない空気があります。
だからこそ、ときには勇気をもって「吠える」ことも必要ではないでしょうか。
犬にとって「吠える」行為はコミュニケーションそのもの。
戌年の今年は、自らも吠え、企業が「正しく吠える」お手伝いに邁進したいです。
間違っても「遠吠え」に終わらぬように。