GoogleがAmazonから主役の座を奪った?世界最大規模のテクノロジー祭典「CES2018」現地レポート②

SAMSUNGは着々とエコシステムを構築

Samsungは、「SmartThings」と「Bixby」を、「SmartThings Cloud」で連携させ、Intelligent of IoTを標榜しており、2018年から対応したスマート家電を市場に投入すると発表している。そのため「Samsung Connect」「Smart home」「Smart Veew」など、複数存在していたIoT関連アプリを統合するという。プレスカンファレンスでは、より良いスマートな体験を提供する要素は「シームレスな接続」「単一クラウド」「インテリジェント」の3つにあると語っていた。「SmartThings」を中心とした体験の統合化は、この一環であろう。

Samsungが発表しているIntelligent of Thingsの体系図。

プレスカンファレンスでは、SmartThingsを中心としたOpenな広がり、接続性をアピール。
展示では、home hub機能を持つ冷蔵庫に、SmartThings AppとBixby Appが搭載されていた。今後、SamsungのSmart家電やIoT体験提供の中核となる筈だ。

次ページ 「そして、量子コンピューティングへ」へ続く

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