日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)は、JAGDA新人賞2018を発表した。受賞したのは、金井あき氏(コクヨ)、花原正基氏(資生堂)、福澤卓馬氏(ドラフト)の3名である。
本年度は新人賞の資格(2017年10月31日現在39歳以下)を有する年鑑出品者152名のうち、3作品以上入選(複合カテゴリーを含む場合は2作品以上入選)の35名および1組が一次投票の対象となった。
その後、一次投票で、岡崎智弘、金井あき、清水彩香、田部井美奈、花原正基、福澤卓馬の6氏がJAGDA新人賞のノミネートに決定。最終選考を経て、得票上位の花原、金井、福澤の3名に決定した。
授賞式は、6月29日新潟で開催される2018年度JAGDA通常総会で行う予定。
5月24日から東京・クリエイションギャラリーG8にて、「JAGDA新人賞展2018 金井あき・花原正基・福澤卓馬」を開催。以降、各地での巡回を予定している。
金井あき
1983年東京生まれ。2008年東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修士課程修了。同年コクヨ入社。ショップやイベントのアートディレクションをはじめ、空間サイン計画、インナーブランディングに携わる。KOKUYO DESIGN AWARD 2014社内特別賞受賞。
その他対象作品
ライフスタイルショップのモーションロゴ/ウェブサイト/サイン「THINK OF THINGS」(コクヨ)、デザイン賞のポスター/モーションロゴ「KOKUYO DESIGN AWARD 2016」(コクヨ)、自主制作作品「Pi」、建築事務所のイベントグッズ「青木淳建築計画事務所設立25周年&還暦祝い」(コクヨ)