本記事では、本格的な動画制作の経験がないところから第3回BOVAに応募し、協賛企業賞を獲得したチーム「Y.U.D.」の瀧川唯さんにインタビューした内容を紹介します。
—BOVA応募のきっかけを教えてください。
元々趣味の範疇ですが、動画の編集をすることが好きでした。大学時代には動画を使用したプレゼンコンテストに出場・受賞した経験があり、そのコンテストで出会った友人がBOVAの存在を見つけ、誘ってくれたのが応募のきっかけです。
普段は一般企業(BtoBの製造業)で営業をしているので、動画を作って何かをPRするという機会はなかなかありません。 何かを作りたいという意欲はあるけど、発散の場が限られていた私にとって、一般人でも企業の課題に沿って自分の好きな動画を作って表現し、 審査してもらえるBOVAは貴重なチャンスだと思いました。
—本格的な動画制作の経験がない中で、どのように制作に取り組みましたか。
応募することを決めて、動画の企画を始めてみたものの、これで本当にいいのか、上手くまとまらない…と行き詰まってしまうことが多かったです。
映像系の学校や美大の卒業ではないので、企画の基本的なノウハウや映像の撮り方などのノウハウも特に持っていませんでした。
BOVAが応募者向けのセミナーを開催していることを知り、何か参考になるかもと思って「初心者向け 映像制作の基本と発想の型を学ぶ」という回に参加しました。セミナーでは、ストーリー作りの型や映像の画角の意味などを教えてくれたので、 初心者でも自分の考えている企画がしっかりストーリーになっているのか、 効果的な映像のカットはどうすればいいのかを考えられるようになりました。
アイデアが思い浮かぶのに行き詰まってしまうという時には、 セミナーで学んだ型にあてはめることで、企画をまとめることができました。(同セミナーのレポートはこちら)
—現在はどのように動画に関わっていますか。BOVAでの経験はいま生きていますか?
現在は、一般向けの動画コンテストへの公募や、SNS上で自分の好きな分野の動画をアップロードしているくらいですが、 BOVAでの経験は、続ける自信に繋がりました。
(まだまだYouTuberの足元にも及びませんが、自分が好きなように作った動画をYouTubeに上げていたら、地味にチャンネル登録者数が2,000人程度になったんですよ。)
今の時代は、BOVAのように一般人でも表現できる場や、 SNSなどで動画を多くの方に見てもらうチャンスがたくさんあります。
今後もゆるく自分の好きな動画を作りながら、 今回のような公開セミナーに積極的に参加し、 応募したいコンテストや動画作りを頼まれた時に、 魅力的な動画が作れるように勉強していこうと思います。