企業を虹色に染める
キャンペーンは生活者だけでなく、企業も巻き込むことに成功。虹色というシンプルなブランディングルールだからこそ、あらゆる企業の商品とのコラボを可能にしたのです。
コカ・コーラは、Love Storyというプロモーションを展開。Cokeというブランド表記をLoveに変え、2つの缶を組み合わせるとメッセージが浮かび上がる特別な缶を限定で販売しました。
オーストラリア最大の通信会社Telstraは、投票に先駆けて虹色のロゴを発表。企業の顔であり、絶対不可侵とも思われる企業ロゴさえも「YES」の意思とともに変化しました。
商品やロゴだけではありません、デジタルサービスも染まりました。例えば、ライドシェアアプリ「UBER」 。投票が迫ってきた時期に、ひっそりとルート表示のUIを虹色に変えるという粋なサプライズを実施。日常生活の中で、「あっ、もうじき投票か」という小さな気づきを与えました。