参加率79.5%、国民を巻き込んだ世界最大級キャンペーンが実現した背景には「拡散の多様性」があった

街を染める

虹色にとって、ソーシャルメディアのみならず、街中も、もちろんキャンバスです 。

コカ・コーラは、Kings Crossというシドニー繁華街にある看板を一新。この看板は、長年この交差点を彩ってきた歴史的な看板で、いわばオーストラリア国民にとっての“道頓堀のグリコ“のような存在です。見慣れた景色が一新されることで、通行人の目線を奪い、その写真はSNSで拡散されました。

また、とあるソフトウェア開発会社は、自社の技術によって夜の街を虹色に染めました。そこに企業色はなく、まるで東京駅のプロジェクションマッピングのようにあらゆる人が楽しめるエンターテインメント体験として、街中から投票を促しました。

次ページ 「“拡散の多様性”こそ、ソーシャルキャンペーンの鍵。」へ続く

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