WPPグループのブランド・アクティベーション・エージェンシーであるジオメトリー・グローバル・ジャパン(GGJ)は、新たなポジションとして「チーフ ストラテジー オフィサー/ヘッド オブ デジタル」を設置し、同ポジションにアンドレアス・モエルマン氏が就任したと発表した。
モエルマン氏は過去25年にわたり、BBDO、DDB、Saatchi & Saatchi、SapientNitro、Isobarといったグローバルエージェンシーやデジタルエージェンシーにおいて、戦略的プランニング部門の立ち上げやマネジメントを経験してきた。
エフィー賞をはじめとする「エフェクティブネス」を重視するアワードで高い評価を得ており、マーケティングやブランディングにおけるデータ活用の重要性を強く認識している人物のひとりだ。
直近では、ドイツに本拠地を置くエージェンシーのantoniで戦略部門の責任者を務め、メルセデス・ベンツが、自動車メーカーからモビリティサービスプロバイダーへと変革するプロセスをサポートした。GGJにおいても、ビジネスとマーケティング、クリエイティブとテクノロジーを融合し、クライアントのビジネス成長に貢献することを目指す。
世界65の市場でサービスを展開するジオメトリー・グローバルの日本法人であるGGJ。同社はこれまで、ネットワークエージェンシーとしてのメリットを生かし、グローバルやリージョンの人材を有効に活用することを重視してきた。しかし、日本におけるビジネスが急成長する中、ジャパンオフィスに専属の「チーフ ストラテジー オフィサー/ヘッド オブ デジタル」を置く必要が出てきたという。
モエルマン氏の就任について、GGJのCEO・太田一郎氏は「アンドレアスの知識と経験は、デジタルチャネルとトラディショナルチャネルを横断する包括的なブランド体験を創出し、ブランド資産価値を向上させ、クライアント企業のROIを最大化することにつながると確信している」と話す。
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