【前回コラム】「投稿を毎日続けることで、SNSは面白くなる(ゲスト:秋山具義)【後編】」はこちら
今回の登場人物紹介
※本記事は12月28日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。
世界王者・村田選手が3回目の登場
中村:この番組は「澤本・権八のすぐに終わりますから。」なんですが、なんとですね、今日は澤本、権八が両方とも遅刻して来ていないという状態です(笑)。その中で、今僕の横に座ってくださっているのは・・・?
村田:村田諒太です、どうも。ゲスト3回目です。
中村:本当はもうちょっと後にご紹介するはずのゲスト、プロボクサーの村田諒太選手を初めからお呼びしちゃってます。
村田:今日は「中村洋基のすぐに終わりますから。」ですね。
中村:そうですね、「中村・村田のすぐに終わりますから。」と言っても過言ではない。
村田:そういうことになりますね(笑)。
中村:さて、「すぐに終わりますから。」と言いながらも193回やっていて、今回が2017年最後の放送になります。村田さん、改めてよろしくお願いします。そして、世界王者おめでとうございます!
村田:ありがとうございます。
中村:前回ご登場いただいたのが2017年7月。5月にWBA世界ミドル級王座決定戦で謎の判定があった後、タイムリーなタイミングで来ていただきました。
村田:そうでしたっけ? そこらへんの記憶があまりなくて(笑)。
中村:あのとき、村田選手のオーラがちょっと違ってましたよ。もしかしたら今のほうがリラックスされているかもしれませんね。あのときは澤本、権八は村田さんのことを「武士みたいだ」と言ってましたから。
村田選手は10月にアッサンエンダムとの再戦で、見事7回終了TKO勝ち。すごかったですね。僕はアーカイブの映像で見させていただいて、村田選手も試合前は冷静なコメントをされていたと思うんですけど、試合終了のゴングが鳴った後は感極まったのか、グッと涙を堪えてるように見えた瞬間もあって。
そこで今だから言える、試合前後の思いを聞いてもいいですか?
村田:試合を組んでもらうのに、みんなにすごい苦労かけましたし、みんなの力添えで2回もチャンスを貰っているので、そこに応えないといけないというプレッシャーはもちろんありました。だからあれはホッとした涙なんです。
試合前は、再戦は難しいという気持ちもあったり、再戦ってどうなんだろうと思ったり、いろいろと想像するじゃないですか。考えてはいないようだけど、やっぱり心のどこかにあって。それが知らぬ間に心の負担になっていましたが、報われたなと。みんなに結果で返せたというホッとした気持ちが大きかったと思いますね。
中村:そのレベルまで行くと、負けたらどうしようというレベルではないんでしょうね。背負っているものに対して。
村田:もちろん負けたらどうしようというベースはあるんですけど、結局は主観の世界ですからね。僕の主観でそう感じているだけであって、他の人からしたらそんなことはないという人もいれば、もっと感じろという人もいるかもしれない。こればかりは主観でモノを言ってしまってるので、違うと言われてもしょうがないですね。