佐賀県は、情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の事業の一環として、メディアアーティスト落合陽一氏とのコラボレーションプロジェクト「YOBUKO 限りなく透明に近いイカ」を発表。公式サイトをオープンした。
本プロジェクトの目的は、佐賀県唐津市呼子町の名産品である“呼子イカ” の透明性と魅力を世の中に発信すること。佐賀県が落合氏に課したのは、「イカの透明性の証明」だ。
それを受けて、落合氏は呼子イカ(ケンサキイカ)のフォルムや動きを深く研究し、リアルなイカCGを開発。最大3.5mの巨大イカが泳ぎ回るインスタレーション作品「YOBUKO」を制作した。
この作品で落合氏は体色変化するイカの生態を、鑑賞者の服の「色」に同調して変色するインタラクションで表現している。
佐賀県は「呼子イカの透明性」をコンセプトにしたイベントを、2月27、28日に東京・二子玉川ライズで開催する。当日は「YOBUKO」の展示・体験ができるほか、呼子イカのお刺身と佐賀の日本酒を有田焼で提供(先着限定)。また、2月27日には、会場内に特設DJブースを設け、本作品のサウンドトラックを制作したトラックメーカーのtofubeatsによるDJプレーも披露される。
落合氏は「今回は、呼子イカの周囲にある体験を作りました。お酒とか演出とか音楽とか器とか。その全体が呼子イカのように、透明的だったらいいなと思っていて。そういうものの来てくださる方には、味・音・光、空間全体を感じて欲しいですね」と話している。
「YOBUKO HOLO-EXPERIENCE EXHIBITION」
日時:2月27日(火)・28日(水) ※入場無料 先着限定で呼子イカの試食あり
・2月27日(火) 15:30〜20:00(先着限定120食)
・2月28日(水) 11:00~17:00(先着限定200食)
会場:iTSCOM STUDIO&HALL 二子玉川ライズ
「呼子イカ×DJ!tofubeats Special DJ PLAY」
日時:2月27日(火)
17:00~18:30(Support DJ)
18:30〜19:40(tofubeats)