ヤフーのビッグデータを活用し 効果の可視化の難しさを解決
今回の施策のもうひとつの目的に、「②広告効果の可視化」があった。これまでコンテンツマーケティングは効果の可視化の難しさが課題としてあがっていた。そこでYahoo! DMPを使い、バズフィードの広告に接触したユーザーのその後の態度変容や行動まで追って、レポートを出している。その結果、通常の施策では接点をつくりづらかった20~30代の若年層に対しては、バズフィードの広告に接触してから自社サイトに送客する方がコンバージョンにつながりやすいことが分かったという。
この結論に至ったレポートの一例としては、コンバージョン転換率の比較がある。今回ANAとヤフーでは、ANA マイレージクラブサイト(AMCサイト)内のLPからCVページとして設定したANAカード申し込みページへの流入数をひとつの効果指標として分析している。分析の結果、AMCサイトからANAカード申し込みページへの転換率は、自然流入ユーザーの13%(全体平均)よりも高い15%、ターゲットとなる20~30代だけに絞ってみると平均で18%という結果になったのだ(自然流入における20~30代の平均は16%)。つまり、バズフィードの広告を通してブランドや商品に対する興味関心、理解が深められ、ユーザーの態度変容に繋がっていることが見て取れる。
今回の取り組みについて「データを用い、バズフィードという新たなタッチポイントでアプローチをすることで、通常の施策では振り向いていただけなかったお客様との接点づくりを実現することができたと思います」と永山氏は語る。
さらに同氏は「当社は、お客様との直接接点におけるホスピタリティにご評価をいただいてきた企業です。直接接点でのホスピタリティとは、従業員が一人ひとりのお客様の気持ちを察して、先回りした行動で実現していること。お客様と直接、お話をすることができないマーケティング・コミュニケーション活動においても、ANAならではのおもてなしを実現することが、私たちのミッション。その中で、それぞれ異なるお客様に対して、最適な形で必要な情報をお届けし、よりご満足をいただけるコミュニケーションを実現していきたいと思います」と語った。
お問い合わせ
ヤフー株式会社
〒102-8282 東京都千代田区紀尾井町1番3号 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
バズフィードの広告商品のお問い合わせ
Yahoo! JAPANとお取引のある広告会社及び広告代理店またはYahoo! JAPAN営業担当までお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
<Yahoo! JAPANの最新マーケティング情報:Yahoo! DMPがBuzzFeed Japanと連携>
http://yahoojp-marketing.tumblr.com/post/171887908453/20180315