日本企業としての統一感あるブース演出
今回JAPAN TECHでは、現地で出展ブース以外に、プレゼンテーションの場やレセプションを設けることで、投資家やメディアとネットワーキングできる環境を整えるなど、展示空間の設計・演出まできめ細かくサポートを行った。当プロジェクトのコンセプトは、「日本企業が『海外に一歩を踏み出して、技術を発信する』、『世界の最新の動きを五感で感じる』、『パートナーと出会いビジネスを創出する』の3つをめざし、『魅せる、感じる、生み出す』という言葉にまとめました」と、大広 石丸小也香さんは語る。また、コンセプトをもとに開発されたロゴは、「日本企業の一社一社が世界の風を受けて、まわり、そのエネルギーをもって逆に風を起こし、世界に影響を与える存在になってほしいという想いをこめて、赤い風車の集合で構成することを、チーム内で決めました」と、同社 長谷川雄一さんは話す。
JAPAN TECHに参加した企業からは出展の手応えを実感したという声が上がっている。紙に近い感覚で読める電子本「全巻一冊 北斗の拳」を開発したプログレステクノロジーズや、大広と共同で光を用いたインタラクティブな桝「MASU GLASS」を開発したYume Cloudなどは早々に国内外のメディアに取り上げられている。ブースを訪れた参加者からも「日本ブースには素晴らしいプロダクトが揃っている」などの好評を得たという。
今後は主催者であるCTA との連携をさらに深め、CES内の他会場でもJAPAN TECHを展開することを目標とする他、企業の単独出展もサポートしていく。そうして日本企業の存在感アップにつなげ、参加する国際展示会を増やしていく予定だ。
同社 執行役員の大地伸和さんは、「IoTによるプロダクトのサービス化が進む中、新しいサービスの付与には、ベンチャー企業が持つ新たな発想とテクノロジーが重要となってきます。ベンチャー企業と連携を取り、新たなサービスを生み出す枠組みをつくっていくことが、クライアントの事業拡大に貢献できる新しい広告会社の機能だと考えています」と語った。
○プロジェクトチーム(企画・制作・運営)/大広+クリエイティヴ・ヴィジョン+フィラメント○グラフィックデザイン/アシタノシカク○Web デザイン/ GPオンライン
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JAPAN TECH PROJECT
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