日本発のサービスが世界No.1なんだと証明したい
前田:だから中村さんがやっているVALUも頑張ってほしいと思うし、SHOWROOMも日本発でこの仕組みが世界に出ていって、共感経済が日本発で世界の覇権を握って、日本が経済的に見ても世界でNo.1になりまくっている状況をつくりたいなと。これが今やりたいけど、全然やれてないことで。世界で勝つということをやりたいですね。
中村:ありがとうございました。そんな崇高じゃない番組で申し訳ないぐらい(笑)。VALUのこともあげていただいて。
前田:今、世界にVALUみたいなサービス、SHOWROOMみたいな価値観でやっているサービスってないんですよ。めっちゃ誇らしいというか。この価値観が世界No.1なんだと結果で証明したくて、日本ですらたいした規模じゃないのに、本当に悔しいですね。
中村:3週にわたりですが、前田くんともお別れの時間が近づいてきておりますが、告知的なご予定はあったりしますか?
前田:同じTFMでSHOWROOM主義という番組をやってるので、そちらも合わせて聞いてください、ということぐらいですね。毎週土曜25時30分から30分間。
中村:あとは何と言っても、SHOWROOM。
権八:みんな相当興味沸いたと思いますよ。
前田:まず発信側に回るという体験がどういうことか、まずで言うと、頑張って個の時代にテレビではなく、自分で自己発信をインターネット上でしてる人達がどういうことをしゃべって、どういうことを思ってやってるのか、観察対象として面白いと思うので。広告の在り方としても浅く、広いところにまずは知ってもらうための認知型の広告、ブランド型の広告に加え、100人しか一致しないかもしれないけど、100人はマジで絶対に買うみたいなニッチなコミュニティを積み上げて、ちゃんと売り数を担保するみたいなレスポンス、コンバージョンをとっていく広告も僕は出てくるんじゃないかと思っていて。何らかのエンゲージメントに強みをもったメディアを今育てていて。エンゲージ面とに強みのある、スナック型のメディアと僕は読んでるんですけど。
権八:今日、スナックのキーワード出なかったけど、やっと出ました。
前田:スナック型のメディアがどんな感じで盛り上がっていて、そこに広告の未来があるかどうか、ということを広告に関心ある方々からすると研究対象として興味深いと思うので、それは視聴者としても見てもらいたい。つまり、みんな確かに見てる人は千人ぐらいしかいないけど、千人のコメントがすごいなとか、みんなの熱量がすごいということを広告価値に換算することはできないだろうか、という世界が来ると思うので。本当に良いと思ったものをプロモーションする、ということと掛け合わせると、売り数も担保できるし、認知も広がるみたいな広告のパッケージができてくると思ってます。
権八:はいはい。という視聴者観点で見てみるというか。本当に本質的に理解したいと思ったら発信側にまわって、SHOWROOMをやってみるというのが一番よくわかると思います。
中村:話はまだまだ尽きないですが、ありがとうございました!
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構成・文:廣田喜昭