全日本広告連盟(以下 全広連)は4月20日、第12回「全広連鈴木三郎助地域クリエイティブ大賞」の選考委員会を開催した。同賞では「地域のクリエイティブ活動の発展を図ること」を目的に、全国各地の広告協会から優秀なクリエイティブ作品の推薦を募り、「最優秀賞」と「優秀賞」を選出している。
本年度の最優秀賞に選ばれたのは秋田広告協会による推薦で、「“人物に迫るヒューマンストーリー最終章”一流の源泉『わが心のルーツを辿る旅へ』」。手作業で稲庭うどん・そうめんなど乾麺を製造する寛文五年堂が展開した新聞広告で、全10回にわたってさまざまな分野の表現者に活動の根源についてインタビューした内容が掲出された。
最優秀賞
「“人物に迫るヒューマンストーリー最終章”一流の源泉『わが心のルーツを辿る旅へ』」(寛文五年堂)新聞15段広告
優秀賞には愛知広告協会推薦の、「結婚式場マリエール『#結婚はじめました』」12篇が選出された。愛知県の冠婚葬祭会社 平安閣が制作したテレビCMで、ハッシュタグを活用した投稿動画形式の表現で結婚生活の本音を吐露する様子が全30種類描かれている。受賞は下記12篇。
「バスタオル」篇/「芳香剤」篇/「苗字」篇/「電話」篇/「スリッパ」篇/「箸」篇/「帰宅」篇/「テレビ」篇/「いびき」篇/「トイレ」篇/「車」篇/「化粧水」篇
優秀賞
「結婚式場マリエール『#結婚はじめました』」12篇(平安閣)テレビCM
受賞作品は5月16 日に秋田市で開催される第66回全日本広告連盟秋田大会式典で、贈賞される予定となっている。