同志社大学は4月26日、同大学東京オフィス(東京・中央)で「同志社大学1日学長就任式」を行い、1日学長に卒業生でもあるお笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーを任命した。
大学によると、講演会以外のPRイベントでタレントを起用するのは初めて。公式Twitterで学生の悩みに答える「#DoshishaCheer」のキャンペーンもスタートし、受験生を含む若い世代へのPRをより一層強化していきたい考えだ。
今回、学長就任記念に、学士帽とイメージカラーの赤を使ったオリジナルのローブが贈呈された。2007年に商学部を卒業しているカズレーザーは、「創始者の新島襄先生は『今の同志社を代表する人物がこれなのか』と草葉の陰で腰を抜かしているのでは」とコメントした。
また、「学校に行かずにサボっているテニスサークルのヤツを退学させる」などと学長の権限を乱用する場面もあり、相方の安藤ナツは「危ないので半日学長くらいにして下さい」と笑いを誘った。
学長の仕事としては、大学選びに迷っている高校生や新生活を始めた大学生の悩みに回答。「この先の人生で、4年も勉強だけができるような時間はもうない。今絶対にした方がいい」などとアドバイスした。
なお、同大学の2018年度一般選抜入学試験の志願者数は4万8367人で、前年から約3000人増加している。