オールアバウトとNTTドコモは10日、資本業務提携したと発表した。両者が保有するユーザーデータを活用し、新たな共同広告商品の企画・販売を始める。2019年度から本格開始となる予定。これに先駆け、6月から両社のメディアやサービスの相互送客をスタートさせる。新規メディア立ち上げも検討する。
NTTドコモは大日本印刷の保有するオールアバウトの普通株式を取得し、議決権ベースで16.0%を獲得した。取得総額は26億7707万円。取得日は5月11日。
オールアバウトの情報サイトの総利用者数は約3000万人。以前からコンテンツマーケティングを強化していたが、ドコモが保有する約6500 万⼈のdポイントクラブ会員基盤などを活用し広告ビジネスの拡充に取り組む。このほか、両社がそれぞれ運営する訪日外国⼈向け日本情報サイトの拡充も進める方針。