パーソナライズDMを実現する、新ツールを共同開発

ダイレクトマーケティング事業を手掛けるファインドスターと、デジタル印刷テクノロジーを活用したワークフロー構築を支援するグーフは共同で新しいツール「Re;p(リップ)」を開発。2018年5月25日より提供を開始した。

「Re;p」はこれまでプリントメディアがデジタルに比べて弱かった、即時性、パーソナライゼーションへの対応の強化を目指したもの。最適なタイミング・最適なコンテンツによるDMなどのプリントメディアによるコミュニケーションを、デジタルマーケティング施策と同列で実現することを可能にするとしている。

「Re;p」導入企業がMAツールを利用している場合、両者を連携させることで、プリントメディアを活用したリテンション施策の自動最適化も可能になるという。具体的な活用ケースとしては、ECサイトで「カゴ落ち」したユーザーにEメールを送るのと同じタイミングで紙のDMの発送手配をかけるといった施策実行が想定されている。

効率を求め、デジタルマーケティングに集中したものの、効果が頭打ちになりつつあることに課題感を持つ企業も出てきている。昨今は、「デジタルとアナログの融合」の必要性を指摘する声も上がっていることが、今回のツール開発の背景にあるという。

両社は「ファインドスターのダイレクトマーケティング領域のノウハウ。グーフの1枚から1万枚で、同納期・同コストを実現するサポート力で、フィジビリティとスケーラビリティを同時に担保するマーケティング施策の実行を支援していきたい」とコメントしている。

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