青山商事の「THE SUIT COMPANY」が望む販促アイデアとは?/第10回販促コンペ

【前回の記事】「住友化学園芸が望む販促アイデアとは?/第10回販促コンペ」はこちら

6月5日午前10時まで企画募集中の「第10回販促コンペ」。このほど実施された課題協賛企業のオリエンテーションから、一部を編集部がピックアップ。ここでしか読めない、よりくわしい内容をお伝えしていきます。

今回は青山商事の、20代から30代のビジネスマンが「THE SUIT COMPANY」を利用した
くなるプロモーション企画を求めるオリエンテーションです(第10回販促コンペの特設サイトはこちら

20代から30代のビジネスマンが「THE SUIT COMPANY」を利用したくなるプロモーション企画

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  • 課題意図と今後の主要戦略は?
  • ヤングビジネスマン向けの「THE SUIT COMPANY」
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  • 若者が求めるのはスーツの「機能性」と購入の「利便性」

課題意図と今後の主要戦略は?

青山商事は今回、20代から30代のビジネスマンが「THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)」を利用したくなるプロモーション企画を募集します。

「THE SUIT COMPANY」は、スーツ販売数・世界No.1を誇る青山商事のメンズウエアトータルショップです。当社のメインターゲットは27歳前後の「ヤングビジネスマン」と言われる層です。しかし、最も購入構成比の高い20代の客数が減少しているという現状があります。

当社は、今後の主要な戦略を次の3つだと考えています。

(1) ヤング層(20代~30代)へのアプローチ
ヤング層の獲得こそが事業のさらなる成長につながると考え、ソーシャルメディアを用いた販促の実施のほか、品揃えの強化、法人提携、コラボアイテム等の商品企画の強化などを考えています。

(2) 店舗戦略
これまではブランディングもかねて、都心のいわゆる一等地といわれるところに店を構えていましたが、3年間で16店舗を目安に地方未出店エリアなどへの出店を拡大する予定です。

(3) オーダー業態
現在、スーツ業界でシェアを拡大しているオーダースーツへの対応を強化します。オーダーコーナーを設置する店舗の更なる拡大とサービスの拡充を予定しています。

〈オーダースーツ取り扱い店舗〉※2018年5月末時点
THE SUIT COMPANY8店舗/UNIVERSAL LANGUAGE MEASURE’S 3店舗/UNIVERSAL LANGUAGE2店舗

これらを踏まえ、20代から30代のビジネスマンが「THE SUIT COMPANY」を利用したくなるような、デジタルからアナログまで時代に沿ったプロモーション企画をお願いします。

ヤングビジネスマン向けの「THE SUIT COMPANY」

当社のコンセプトは「ハイファッション・ハイクオリティな商品を最高の立地でリーズナブルな価格にて提供する」ことです。青山商事という背景から、多くのメーカー様との付き合いがあるため、リーズナブルな価格でハイクオリティな商品を提供することができています。

青山商事を代表する「洋服の青山」はロードサイド(郊外)中心で、どうしてもビジネスマンのイメージが強いため、20代~30代の「ヤングビジネスマン」といわれる層が入店しにくいという課題がありました。その若い層をターゲットとするために展開したブランドが「THE SUIT COMPANY」です。

当社は売り方にも特徴があり、「売り場」から「買い場」へ発想を転換し、「ヘルプ」という接客スタイルを取り入れました。いわゆるマンツーマンの対面販売ではなく、自由に見ていただき、お好きなタイミングで声をかけていただくスタイルとしています。ブランドを立ち上げた2000年以降、大きなご支持を得てきました。

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