ブルーノートと蔦屋書店にみるブランド価値の再編集

「ブランド価値の再編集」とは、新しい世代との未来の関係づくり

「ブランド価値の再編集」のゴールは、一時的な施策でブームをつくりだすことではなく、ブランドの未来を支えてくれる新しい世代を動かす新しい需要や欲望をつくることです。

体験ブランディングが、<ブランドと生活者との幸せな「コト」をつくりだす体験を伴った、新しいブランディングの在り方>だとすれば、ブランド価値の再編集とは、ブランディングによって新しい世代に体験してもらいたい<ブランドの未来の価値をつくりだす作業>ということになります。

再編集されたブランド価値を世の中に直接「問う」場がポップアップ・ストアだったりするのですが、最終ゴールとして目指すのは「人間の変わらない普遍性と新しい価値観を捉え、ブランドやサービスがサステナブルに愛され続ける存在になる」ということ。私が構想しているのは、ブランドと生活者の<幸せなこれからの関係づくり>です。

藤井一成氏(ハッピーアワーズ博報堂 代表取締役社長/クリエイティブディレクター))

1968年広島市生まれ。1992年早稲田大学政経学部卒業後、電通国際情報サービスに入社。1999年から博報堂でインタラクティブクリエイティブを軸に統合キャンペーンを数多く手掛ける。その後、グループ内ブティック、タンバリンに参加。2016年より同社代表に就き、「至福の時間をつくる」クリエイティブブティック「ハッピーアワーズ博報堂」に社名を変更。消費者の“いま”の視点に立ち、ブランドが持つ価値を再編集することで新たなエンゲージメントを築き、ブランドと消費者、社会を次のステージへとポジティブに動かす。「正しいことを楽しく実践して、すべてのステークホルダーを幸せにしたい」という信念のもと、戦略、クリエイティブ、体験デザイン、PR、デジタルなど、360°の視野で構想から実践までを行う。

 

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藤井一成(ハッピーアワーズ博報堂 代表取締役社長/クリエイティブディレクター)
藤井一成(ハッピーアワーズ博報堂 代表取締役社長/クリエイティブディレクター)

1999年から博報堂でインタラクティブクリエイティブを軸に統合キャンペーンを手掛け、その後グループ内ブティック、タンバリンに参加。2016年より同社代表に就き「ハッピーアワーズ博報堂」に社名を変更。

“これでいい…”という消極的選択が溢れる成熟社会で、「ブランド」と「生活者」の関係性をアップデートする“至福”の体験価値をクリエイティブし、ブランデイングとマーケティングの両輪を動かしている。

藤井一成(ハッピーアワーズ博報堂 代表取締役社長/クリエイティブディレクター)

1999年から博報堂でインタラクティブクリエイティブを軸に統合キャンペーンを手掛け、その後グループ内ブティック、タンバリンに参加。2016年より同社代表に就き「ハッピーアワーズ博報堂」に社名を変更。

“これでいい…”という消極的選択が溢れる成熟社会で、「ブランド」と「生活者」の関係性をアップデートする“至福”の体験価値をクリエイティブし、ブランデイングとマーケティングの両輪を動かしている。

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