カンヌでのセミナー②
電通「Androids,AI, and the Future of Human Creativity.」
電通主催のセミナーで、電通 クリエーティブテクノロジストの米澤香子さん、大阪大学教授でロボット工学者の石黒浩さん、エディターの若林恵さん、そして、黒柳徹子さんのアンドロイドロボット「totto」が登壇していました。
いまやロボットやAIがどんどん進化している中で、今後ロボットやAIが携わった仕事はますます増えていきます。それも単純なワークをこなすロボットではなく、インテリジェントロボットが増えていった時、「人間はどうするべきなのか?」がテーマでした。
そうしたことが現実化した未来で広告会社やクリエイティブができることについて語られ、たとえば、AIを使って新たにコミュニティを作り上げたり、社会をつくること。人間の価値を再認識できるようなコミュニケーションをつくること、などが挙げられていました。
今後、「人間とは何か?」「人間にしかできないこととは?」という命題と向き合う時、哲学的なアプローチや視点が重要になってくると思います。そしてこれらが、いまのLGBTのように、テーマトレンドになっていく可能性を個人的にとても感じました。
いま、徐々に受賞作が発表されており、今日明日ですべてのアワードが出揃います。CMプランナーという仕事柄、個人的にはFilm部門にどんな作品が並ぶのかが楽しみです。
澤邊浩祐(さわべ・こうすけ)アサツー ディ・ケイ クリエイティブ本部 CA局 CMプランナー/コピーライター
1984年生まれ。慶應義塾大学を卒業後、2008年ADK入社。営業職、ストラテジックプランナー職を経て、2014年にクリエイティブ転局試験に合格、クリエイティブ局へ。テレビCMを中心に、戦略立案、コピーも含めた表現開発を行う。最近の仕事:明治製菓「Meltykiss」、ユニリーバ・ジャパン「AXE GOLD」、メルカリ「売ルフ&買ウガール」シリーズ、ZENT「変革、上等。」など。
受講生募集中!
東京・表参道
カンヌライオンズの厳選された優良事例を「アイデア」「インサイト」「成功要因」に分解・血肉化する。
「現地に行けなかったが、審査員の生の話が聞けて有意義だった」「一歩踏み込んだ話が聞けて学びになった」と、ご満足いただいています!
▼詳細は下記から
http://www.sendenkaigi.com/class/detail/latest_cannes.php