アサツー ディ・ケイ(以下、ADK)は7月2日、クリエイティブ新会社「CHERRY」を設立し、営業を開始した。CHERRYはADKの若手クリエイター6名が参加、代表取締役社長には、鈴木聡倫氏が就任する。ADKの完全子会社ではあるが、ADK本社の近隣に独立したオフィスを開設。従来の広告表現の枠組みに捉われないジャンルレスなアイデアで「ブランドと世の中の最適な関係づくり」を実現していきたいとしている。
2017年12月のTOB成立、WPPとの提携解消を経て、ADKでは同社が掲げる「コンシューマー・アクティベーション・カンパニー」の実現を目指した改革を進めており、今回のクリエイティブ新会社設立もその一環。
同社ではクリエイティブ領域においては、「アクティベーション・クリエイティブ」の実現を目指していると言い、その実現のひとつの方向性として「ブティック・サテライト構想」を打ち出している。