カンヌは若いうちに行くべし。
最後に、本当は今年の傾向とかまとめを言った方がいいと思うのですが、今回は、ギリギリヤング視点で、ヤングな人たちに伝えたいことに字数を割こうと思います。
カンヌは、正直高い。高いんです。ヤングパスだけで25万くらいする。それに航空券、宿泊費…。だけど、行く価値はあると私は思います。
会社にお願いしてパス代を確保し、格安航空券を検索し、エアビーで仲良しの同僚と宿泊。がんばってやりくりしてみてください。若手のうちは、やっぱり作業量も企画量も多くて、臨機応変、柔軟な対応が求められる。イコール、どうしてもアウトプットが多くなる。
その日常から抜け出して、1週間、強制的にインプットする場に行く。日本にいたら出会えない人と出会う。同い年くらいの、すごい人と友達になったりする。世界中から集まってくる、パワーあふれる仕事たちにどっぷり浸かって、日々に忙殺される中で見失いがちな、「やりたいことをやる」ということと、もう一度向き合う勇気を持つ。
そんな目的で行ったっていいじゃないかと、私は思うのです。
そして、日本に戻って、インプットしまくった頭で、もっと楽しい企画を考えて、もっと楽しい仕事をする。あぁ、やっぱりこの仕事好きだ! そう思えるきっかけになるはずです。
さて、またもや長くなってしまいましたが、私のブログのようなゆるゆる記事にお付き合いいただきまして、ありがとうございました! 現地の雰囲気が少しでも伝わって、来年はカンヌに行くぞ! と思ってくれる若者がひとりでも増えたらうれしいです。そして、そこから未来のカンヌ受賞者が出ることを祈って。
ではまた、来年のカンヌを楽しみに待ちましょう!
ありがとうございました!
中牟田佳苗
大広 アクティベーションデザインビジネスユニット クリエイティブ局 第3クリエイティブグループ コピーライター/プランナー
1988年福岡生まれ福岡育ち。コピーワーク、PR発想のクリエイティブをベースに、手段を問わずコミュニケーションを企画・設計。最近の仕事は、江崎グリコ・ビスコ「もうひとがんばり!ストレッチムービー」、Bitte「ベルサイユのバリスタ」キャンペーン、NTT西日本「みらいパーク」など。
FCC賞、2015ヤングライオンズコンペティションジャパンPR部門ファイナリスト、インテグレーテッド部門ファイナリストなど
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