『マーケティング英語の教科書~完璧ではなくても、仕事で自信を持てる英語~』の出版記念対談第2弾は、著者の松浦良高氏と、元ドミノ・ピザ ジャパン執行役員チーフマーケティング オフィサーの富永朋信氏が対談を行いました。富永氏はコダック社、コカ・コーラを経て、ソラーレホテルズアンドリゾーツや西友でもCMOを務めたプロフェッショナルマーケターです。
普段の業務でどのように英語でコミュニケーションされているのか、実践的なお話を伺いました。また対談の後半は、来場者からの質問が相次ぎ、非ネイティブスピーカーが英語を使う際の困りごとに対して講師の二人が次々と答えました。
普段の業務でどのように英語でコミュニケーションされているのか、実践的なお話を伺いました。また対談の後半は、来場者からの質問が相次ぎ、非ネイティブスピーカーが英語を使う際の困りごとに対して講師の二人が次々と答えました。
松浦:
みなさん、こんばんは。今日は『マーケティング英語の教科書~完璧ではなくても、仕事で自信を持てる英語』の出版記念セミナー第2弾ということで、ゲストに富永朋信さんをお招きしました。今回は来場者の方々ともインタラクティブに話をしながら楽しく対談を進めたいと思います。
早速ですが、富永さんは華やかなマーケティングのキャリアをお持ちですが、最初に英語のキャリアをスタートした時はどのようなことを考えていましたか。
富永:
コダックに入社してすぐに全員TOEICのテストを受けさせられたのですが、395点だったんです。衝撃的でしょう?こんなの、あてずっぽうでも取れる点数ですよね。(笑)
そんな私が海外工場とテレフォン会議(以下テレカン)をすることになりまして、どんなにめちゃくちゃな英語でもしゃべらなければいけないというメンタリティに変わっていったんです。
2年ぐらいたったある日、事業部長から突然「おまえ英語がうまくなったな」と言われて。「え?」と思ったんですけど、その方は口が悪いことで有名だったので嬉しくて。それでいい気になったのが始まりです。
松浦:
アハハハハ。でも、ただ単に会議に出ていて上手くなったわけではないでしょう?