【前回コラム】「自分の中にないものを埋めるように物語をつくっている(ゲスト:細田守)【後編】」はこちら
今回の登場人物紹介
※本記事は8月9日放送分の内容をダイジェスト収録したものです。
飲み友達のテレビ東京・佐久間さん
澤本:みなさん、こんばんは。CMプランナーの澤本です。今回は番組を一緒にやっている権八くんとWeb野郎こと中村洋基くんが仕事で休みなので、僕1人でやらないといけないんです。ものすごい不安でリスクが高すぎるので、申し訳ないので急遽、「この人とだったらもうちょっとちゃんとやれるんじゃないか」という方をゲストとして呼びました。
本当に逃げてばかりで申し訳ないんですけど、フリートークができる人間ではないのでもうゲストにいきます。今日のゲストは、『ゴッドタン』などの数々のヒット番組を手掛けられたテレビ東京のプロデューサー佐久間宣行さんです。よろしくお願いします。
佐久間:よろしくお願いします。いや、もう衝撃のオファーですよ、マジで(笑)。
澤本:ありがとうございます(笑)。来ていただいて助かりました。
佐久間:「怖いから来てくれないか」という(笑)。自分の冠番組を1人でやるのが怖いからって…。澤本さん、この番組どのぐらいやられてるんですか?
澤本:4年ぐらい。でも1人でやったことないんですよ。だいたい権八くんと中村くんがしゃべるの上手なので。
佐久間:お聞きしました。権八さん、しゃべりますもんね。
澤本:しゃべるし、声いいし。洋基くんはもともと演劇をやっていたので声が通って。だから普段はうちの家族が聞いてると、「あなた今回3回しかしゃべってない」と言われて。そういうレベルで僕がいるので、非常に今日は不安で。
佐久間:1人で任されて。
澤本:はい。逃げ切れないと思って呼んじゃいました。
佐久間:僕は澤本さんにはお仕事で何回か。ACCというCMを毎年審査するコンテストの審査員長を澤本さんがやられていて、去年から僕も審査に加えていただいた、という形でお仕事をさせていただいています。あとはただの飲み友達ですね。
澤本:本当にね、ただ飲んでるだけなんだよ。
佐久間:澤本さんと僕と、ドラマ『カルテット』のプロデューサーの、今だったら『この世界の片隅に』をやっている佐野亜裕美さんというTBSのドラマのプロデューサーの3人で、面白いものの話と、いろんな悪口を言って(笑)。
澤本:面白いものの話と悪口だけで5時間ぐらい(笑)。
佐久間:ずっとしゃべってて、最後、澤本さんが日本酒を飲みすぎて、酩酊して寝たら解散するという会です(笑)。
澤本:そんなところから迷惑をかけて申し訳ないんですけど、この番組では本題に入る前に毎回ゲストの方にお願いしていることがあってですね。一応、ラジオCMって単位が20秒なので、20秒で自己紹介をしていただきたいんです。
佐久間:これ、さっき聞いたやつですよね(笑)。
澤本:すみません。全く前もって何の予告もせずにお呼びして申し訳ないんですけど、よろしくお願いします。じゃあ、もういいでしょうか? では、どうぞ!
佐久間:はい、テレビ東京の佐久間と申します。サラリーマンです。テレビをつくっています。一番長くやっている番組は『ゴッドタン』というお笑い番組で、それ以外には『キングちゃん』、『おしゃべりオジサンと怒れる女』など、主にテレビの本流とは違うけれど、クリエイターの人たちが…(20秒のゴングが鳴る)
澤本:ありがとうございます(笑)。
佐久間:全然言えない(笑)。
澤本:僕はずっと前から『ゴッドタン』は見ていて、マジ歌選手権が大好きで。最初に佐久間さんとお会いしたのも「ゴッドタンの人と会える」というので、ものすごい楽しみにして会って、結局僕が酔いつぶれるという、毎回のパターンになりまして。
佐久間:そしてそのパターンがずっと続くとは思わなかったです(笑)。1回目だけかなと思ったら、結構なペースで澤本さんが酔いつぶれるという。