ラジオCM部門
群馬マスコミ3社(上毛新聞社・群馬テレビ・エフエム群馬)/特殊詐欺ゼロキャンペーン「無許可」40秒
「無許可」 スクリプト
NA:このCMは、出演者に無許可で放送します。
男(電話の声):あ、もしもし、 ごめんね遅くなって。
今日また借りる100万円、
高崎の駅に持っていかないといけないの。
1時頃になったら着くと思うんだけど、
取引先の人が1時半までっていう約束だから、
すぐ銀行さんに行って200万円おろして、
昨日みたいにお金持って外で待っててもらえない?
もう出といて、もう着くと思うから。
はいはい、じゃあね。
NA:これは、ある詐欺事件の実際の犯人の言葉。
犯人の方、無許可 CM への苦情は、警察に“本名”でお申し付けください。
NA:群馬マスコミ3社家族で話そう 特殊詐欺ゼロキャンペーン
NA:このCMは、出演者に無許可で放送します。
男(電話の声):あ、もしもし、 ごめんね遅くなって。
今日また借りる100万円、
高崎の駅に持っていかないといけないの。
1時頃になったら着くと思うんだけど、
取引先の人が1時半までっていう約束だから、
すぐ銀行さんに行って200万円おろして、
昨日みたいにお金持って外で待っててもらえない?
もう出といて、もう着くと思うから。
はいはい、じゃあね。
NA:これは、ある詐欺事件の実際の犯人の言葉。
犯人の方、無許可 CM への苦情は、警察に“本名”でお申し付けください。
NA:群馬マスコミ3社家族で話そう 特殊詐欺ゼロキャンペーン
嶋浩一郎審査委員長の講評
音声コンテンツによる情報発信が再び注目を集めている今、ラジオというメディアの特性を活かしながら、ラジオCMは多様な方向に進化していることを審査をして実感した。グランプリを始め、全体的に攻めている作品が多かった。その中でもグランプリを受賞した群馬マスコミ3社による「特殊詐欺ゼロキャンペーン」は、実際に犯人が電話をしてきた時の音声を活用。現金の準備を依頼するその口調は意外にも深刻なものではなく、カジュアルなもので驚いた。リアルとはこういうことだろう。ドキュメンタリーCMの新しい挑戦が評価され、多くの審査委員の支持を得た。
マーケティング・エフェクティブネス部門
高崎市/シティプロモーション/絶やすな!絶品高崎グルメ「絶メシリスト」(博報堂ケトル/博報堂/テー・オー・ダブリュー)
小和田みどり審査委員長の講評
審査委員全員一致で「絶メシリスト」に決定。地元の人が薦める店舗を選んだことで、市民の巻き込みがうまい。リザルトもPR効果や掲載店の売上増というだけでなく、後継者問題という深刻な課題についても解決の糸口ができた。また、書籍化、TV番組化と効果が広まり、町が活気付き、市民に誇りが出てきたことが素晴らしい。