日本新聞協会は10月3日、2018年度新聞広告クリエーティブコンテストの入賞作品6点を発表。最優秀賞には、石川平氏(電通)の「楽しい日々」が選ばれた。
本コンテストは「新聞」をテーマにオリジナルの新聞広告を募集するもので、副田高行氏、一倉宏氏、児島令子氏、照井晶博氏、服部一成氏ら、5名のクリエイターと新聞協会広告委員会の正副委員長4名の合計9名が審査にあたった。
最優秀賞に選ばれた石川平氏の「楽しい日々」は、もしも新聞がなければ流行やいっときの興味に関する情報に囲まれ、それに流されてしまうのではないかという危機感を、皮肉をこめて逆説的な表現で描いたもの。
贈賞式は、10月19日開催される第61回「新聞広告の日」記念式典で行われる。入賞作品は以下の通り。
【入賞作品】
最優秀賞「楽しい日々」 代表=石川平(26歳、大阪府/電通)
優秀賞「どちらに寄っている?」代表=遠藤誠之(39歳、北海道/アルファ・シリウス)
コピー賞「本日の日本」尾関翼(24歳、愛知県/広告デザイン専門学校)
デザイン賞「新聞で世界はひろがる」代表=中村洋平(37歳、千葉県/ADKアーツ)
学生賞「娘からの挑戦状」尾﨑友香(18歳、三重県/広告デザイン専門学校)
特別賞「会ったことのないお隣さん」代表=井上裕貴(27歳、神奈川県/クリエイターズグループMAC)