地域が観光事業で持続的に収入を得て豊かになっていくためのヒントが綴られた書籍『地域が稼ぐ観光~ボクらはコトづくりでチイキのミライをつくる』(大羽昭仁著)が宣伝会議より発売された。全国の有力書店のほか、オンラインブックストアで10月11日より順次販売される。
全国各地の地域活性化、観光プロジェクトを実現してきた著者が、地域に適正なお金が落ちる仕組みづくりをわかりやすく伝授。生活者を取り巻く環境変化を踏まえたうえで、地域ごとの新価値創造をいかに実践していくか、著者自らの成功・失敗談をふんだんに織り交ぜ解説している。
地域が稼ぐ観光のカギとして、著者が取り組む「体験をベースとした観光プログラム」については詳細に手法を紹介しており、自治体をはじめ、観光に携わる人に役立つ1冊になっている。208ページ。価格は1800円(税別)。
【本書の内容】
はじめに 「地域が稼ぐ観光」への思い
第1章 課題先進国日本と稼ぐ観光
第2章 インターネット社会と観光
第3章 「地域が稼ぐ観光」のつくりかた
第4章 カルトラ
第5章 かすみがうら未来づくりカンパニー
第6章 信州未来づくりカンパニー
第7章 観光体験プログラムのヒント
おわりに 「地域が稼ぐ観光」実現に向けて
【著者】
大羽昭仁(おおば・あきひと)
株式会社未来づくりカンパニー代表取締役。ソーシャルビジネスプロデューサー、コミュニケーションデザイナー。
1985年博報堂入社。2018年より現職。「地域活性化」「健康」「文化・アート」「観光」「環境」「防災」等をテーマに、日本の社会課題の解決につながる全国各地のプロジェクトに参画。