年収は国家予算並み!?
権八:何かもうすごいでしょ。兆単位で。
中村:国家予算(笑)。
ヒカキン:いえいえ。
権八:そうなってくると女性もいっぱい寄ってきちゃうから。
ヒカキン:あ、この番組は初っ端からこういう(笑)。
中村:そうですよ。木曜の深夜1時なので、テーマは「夜のヒカキン」です(笑)。
権八:そうすると、やっぱり信用できるのが猫、というのがあるのかなって勝手に想像してしまって。
ヒカキン:そうですね、確かに。言われてみればそういうこともあるかもしれないです。本当に人がたくさんいるところに最近は行かなくなっちゃいました。
中村:そうですよね、あ、ヒカキンだーって!
ヒカキン:そうですし、知り合いがやるパーティでも、知り合いの知り合いは他人というか、どんな人がいるかわからないじゃないですか。だからもう行かなくなっちゃいましたね。
権八:あら、面白い。どんどんパブリックな存在になっていって、逆に引きこもっていくと。
ヒカキン:そうですね。無理のあるお願いをされることが多くて。それを断るのに疲れてきちゃって、まぁ、猫といたほうが楽というか。
一同:(笑)
中村:わかりやすいですね。スーパースターですよ。
権八:僕、先日、とあるパーティで、UUUM社長の鎌田(和樹)さんと名刺交換しましたよ。UUUMという会社はユーチューバーの所属するプロダクションになるんですか? ヒカキンさんの他にも何人かいるんですよね?
ヒカキン:そうですね。たくさんいます。
中村:何人どころかクラウドベースですよ。ネットワークも含めたら何千人ですよね? UUUMのクリエイターの中に、さらにJ2のような、UUUMネットワークというのがあって。
ヒカキン:専属とJ2というか、専属を目指している数千人のクリエイターがいます。
権八:うわ、今そういう状況になってるわけですね。洋基くんのつくっているユーチューバーのプラットフォームというのはどういうこと?
中村:「NOCHISTA(のちスタ)」と言って、よく2ちゃんねるで「後の○○である」と使うじゃないですか。それで「後のスターである」になろうというキーワードでNOCHISTAと名前を付けて、ユーチューバーになりたい若い奴が毎日毎晩、ガンガンと動画をあげています。
ヒカキン:女性のですよね。
中村:女性がかなり強いですね。女性はヒカキンさんやはじめしゃちょーさんのような、超ウルトラスーパースターに匹敵する人がまだ出ていないと。いや、もう出てるんじゃないかと思ってるんですけど。
ヒカキン:有名な人は増えてるんですけど、やっぱり男性よりは少ないかなと。
中村:そうそう、だから女性がもっと増えればいいなと。でも、今TikTokを見ると、女の子も何かあるとすぐに動画を上げるじゃないですか。だから、若い人からすると日常で動画を上げることとシームレスに、その延長上にユーチューバーがいるんじゃないかと思っていて。それを実現したいプラットフォームなんですね。
ヒカキン: TikTokで有名になってユーチューバーになるという流れもあると思うので。昔、VineからYouTubeに来た人は結構います。海外のトップユーチューバーもVineで有名になって、ユーチューバーに流れてきたら、スタートからトップ層というのがありますね。
中村:Vineは昔ツイッターがやっていた6秒動画ですね。でも、誰でも毎日おもしろ動画をあげていたらユーチューバーになれるんじゃないかと思っても、実際はできなかったりするじゃないですか。その中でヒカキンさんがブレイクスルーした秘訣というか、どうやったらこんなにビュー数を伸ばせるのか。編集の仕方も気になります。僕らが知っているきっかけは、ヒューマンビートボックスですよね。むちゃくちゃビュー数を伸ばした。再生数が日本一だったかな?