第1回Mobile Creative Award受賞結果発表!

審査講評

最終審査会の様子

 

青木耕平(クラシコム)

今回の受賞作品はどれもInstagramで展開する必然性、事業成果につなげるための表現の工夫、驚きやインスパイアを与える作品性を備えた素晴らしいものだと思います。今後も人々をつなげるSNS上で展開する意味があり、その主目的を促進するようなクリエイティブが展開されることを期待したいと思います。

石井リナ(BLAST)

数多くのコミュニケーションを見る中で、私自身多くの気づきをもらう機会でした。ただ、グローバル基準で見たときに、まだまだ条件を満たしていないような作品の方が多い印象を持ちました。はたして、テレビCMやWebCMをInstagram用に編集し直すのでいいのでしょうか?スキッパブルなスマートフォンの中で、適したコミュニケーションを提案し続けられる若いクリエイターが増え、活躍してくれることを楽しみにしています!

北風勝(博報堂)

玉石混交の魅力というか。Instagramという新フィールドで展開されているチャレンジの幅の広さに好感を持ちました。モバイルだから、小さいからといっ てナメてはいけません。一人の生活者との対面クリエイティブに安易なマスクリエイティブの焼き直しが通用するはずもなく、新しい違和感の作り方に勝機を見出したコミュニケーションが上位を占めたと思います。

佐々木康晴(電通)

初回なので、どんな表現が集まるのか、ドキドキでした。結果、モバイルらしい素敵なアイデアが見つかったものの、もっと細部まで品質高く作り込まれていたら…と思うものも多くありました。モバイル広告は、制作期間や予算に制約があるものが多いかもしれません。でも、みんなのすぐ近くに届くものだからこそ、クオリティを高くすることも大事かと思います。来年は、手にとってもらえる表現の品質、がどこまで上がっていくか、楽しみです!

中村洋基(PARTY)

審査の場には 「インスタと広告をめぐる今」がありました。AI 自動生成バナー、インフルエンサーが商品を自由に楽しむストーリーズ、UI を活用したアイデア、斬新な挑戦…。まだまだこの分野は未来がありそう。…今日、「運用」で機械が効率を高めるいっぽう、全員思考停止。クリエイティブは死んでしまいました。ぜひこのアワードがデジタル広告をリボーンできるよう!私も、審査員として少しでも力になれたら幸いです。

冨川淳(フェイスブック ジャパン)

モバイルは小さなテレビではありません。従来の広告表現では通用しない中、前例のないことにチャレンジする皆さんのさまざまな工夫が応募作品に盛り込まれていました。それぞれユニークな視点でオーディエンスとコミュニケーションを図っており、その上で広告目的を達成している素晴らしい作品にも出逢えました。これをきっかけにさらに新しいアイデアが生まれ、「ズバ抜けて最高だ!」という心ゆさぶられる作品に今後出会えることを楽しみにしています。

すべての受賞作品およびファイナリストは特設サイト上でご覧いただけます。

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