岡山県は12月19日、「岡山県魅力発信プロジェクトPRイベント」のスタートに合わせて、都内で記者発表会を開催。同県のPR大使を務めるお笑い芸人の千鳥が登壇した。今年7月の西日本豪雨で大きな被害を受け、観光産業にも大打撃があった同県の復興を後押しする狙いがある。
本プロジェクトのキャッチフレーズは「晴れの国は、映えの国でした」。県内のSNS映えスポットで写真を撮り、ハッシュタグ「#映えの国」を付けてInstagramで投稿すると、抽選でプレゼントがもらえるキャンペーンを実施する(2019年3月8日まで)。特設サイトでは、投稿の中から厳選した写真を「映えマップ」にマッピングする企画も進行している。
12月24日からは渋谷駅に巨大ポスター、新宿駅にデジタルサイネージ広告を掲出。旅館の主人と女将に扮した千鳥の2人が観光客を出迎えている場面を表現したビジュアルだ。
伊原木隆太岡山県知事は「岡山には、日本三名園のひとつである岡山後楽園や美しい白壁の町並みが残る倉敷美観地区、美作三湯をはじめとする温泉地など様々な観光地がある。まだまだ復興途中で活気が足りないので、観光に来て応援してほしい」と話した。
発表会では、千鳥の2人が岡山県内の知られざる観光スポットの写真を見て、独自のハッシュタグを考える場面も。「岡山で生まれたのに、知らない場所がたくさんあった」(大吾)、「観光客の皆さんが増えると盛り上がる。ぜひ遊びに来てください」(ノブ)とそれぞれアピールした。