デジタライゼーションにより、企業はパーソナライゼーションに舵を切る — 「CES2019」現地レポート①(玉井博久氏)

2020年代はデータが全ての中心になる時代

CESを運営するCTAは、2020年代はData Ageになると唱えています。2000年代はケータイやiPodなどが広まったDigital Age、2010年代はFacebookやtwitterといったSNSを中心としたConnected Ageとし、2020年代はデータが全ての中心になると述べています。今までデータ化されなかったような、あらゆる行動・状態がデータ化されて、それらが活用されていく時代になるということです。

当然、蓄積されていくデータは、これまでの様な一般的な集計データの様なものではなく、より固有で、個人的なデータになります。こうしたデータを活用するとなれば、一人ひとりにパーソナライズされた商品・サービスにつながっていくというのは、ごく自然な流れであると考えられます。

Data Age到来を告げるCTAのプレス向けカンファレンス。

次ページ 「パーソナライゼーションに舵を切る、パナソニックの取り組み」へ続く

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