報道番組は、「ほどよい真顔」具合が難しい
宮澤:そうですね。しゃべることが本当に苦手だったので、それを克服したいと思ってたところに放送研究会という大学のサークルがあって。イベントの司会などをするアナウンス部があったので、そこに入って苦手克服をしようというのが最初のきっかけですね。いまだに20秒の自己紹介もできないぐらい苦手なんですけど。でも楽しくやってます(笑)。
中村:ここじゃないと聞けない話も聞きたいんですけど、宮澤さんは以前はスポーツ畑をやっていて、『めざましどようび』や『ノンストップ!』の料理コーナーも。あとは、音楽番組『Tune』もやってるんですけど、ぶっちゃけ、私これはちょっと合わないな、これは私好き、というジャンルはあるんですか? お二人?
権八:T室長のほうを見ましたね(笑)。
宮澤:私はスポーツも情報も音楽番組も楽しくて、今は本当に何の不満もないですね。強いて言うなら、報道番組は真面目な顔で、笑顔なしで原稿を読んだり、伝えないといけないとなると、ちょっと真顔はきついかな。
澤本:真顔はきつい(笑)?
宮澤:自分の顔面が真顔はテレビに耐えられない。
権八:そんなことないないない。宮澤さん面白い。
中村:久慈さんは?
久慈:私も同じような感じなんですけど、『めざましテレビ』で永島優美さんの代行をさせていただいたときに、報道フロアという真面目なところでニュースを読まなければいけなくて、初めて真顔でニュースを呼んだんですね。そこで「真顔が笑っているように見えるから画面を睨め」と言われたんですよ。結構重たいニュースなので。
中村:絶対笑っちゃいけないニュースもありますよね。
久慈:そうなんですよ。私は真顔でやってるつもりだったんですけど、何か笑ってるみたいに言われて、それが結構大変でした。
権八:え、ちょっと今、真顔してもらっていいですか?ありがとうございます。ちょっと笑ってる感じありますかね。
宮澤:口角が上がってるからかな。
久慈:口角も下げました。
権八:真顔って、難しいんですね。
澤本:でもさ、笑ってても怒ってると怒られる人いるじゃない。それよりいいよね、まだ。つまり、一所懸命笑ってる顔してるのに、何睨んでんだとか言われる人もいるじゃない。
中村:いますね。
澤本:普通に生きてて、電車に乗ってて、何睨んでんだっておじさんに絡まれたことありますよ。
一同:えー。
権八:澤本さん、目つきが鋭いからね。眼光が。
澤本:普通につかまっていたら、前にいたおじさんに何睨んでんだおまえって。睨んでませんって。
宮澤:どうしたらいいかわからないですね。権八さんも結構そういわれそうですね。
権八:えっ。怒ってるように?言われないかな。
宮澤:見た目はちょっといかつい。
中村:でかいですからね。
権八:あ、でも、たとえばエレベーターで僕が載っていて降りようとすると、後から乗ってくる人がめっちゃビックリします。僕が立ってると。190ぐらいあるので。
久慈:さっきもここの部屋に入ってきたときに背高すぎてビックリしました。
権八:すみませんね、本当に。そうなんですよ。無駄にね。