「JAPAN CMO CLUB」発のポップアップストアをつくろう!
「Year-end Networking Day」では参加者同士が交流を深めるだけでなく、チームに分かれたディスカッションの時間も用意されている。今年のテーマは、参加企業の力を結集し、社会課題を解決するようなポップアップストアのアイデアを考えるというもの。
ディスカッションテーマの発表に際して、「JAPAN CMO CLUB」主催の加藤希尊氏は2019年の「JAPAN CMO CLUB」が進むべき方向性について、「POWER THE IMPOSSIBLE with Marketing」と提示。
加藤氏はこの方向性を提示した理由について、「すでにある程度のネットワークはできました。次は、このネットワークを生かした活動の段階に移りつつある。僕らはさらに先に行きたいし、その思いを込めてDOよりも力強い動詞「POWER」をIMPOSSIBLEに付けて表現しました。皆さんの力を結集して社会課題の解決につながるような、『JAPAN CMO CLUB』プロデュースのポップアップストアを皆でつくりましょう!ノリは『大人の文化祭』です」と解説。
さらに発表に際して、3つの項目が提示された。ひとつが世の中の根本的な課題を解決するようなアイデアで皆が幸せになるようなテーマを選ぶこと。2つ目が、前述の課題に対して根本的な解になるアイデアであること。3つ目が「JAPAN CMO CLUB」のリソースを利用した参加企業間のコラボレーションを意識することの3点。それらの目的を期間限定でオープンするポップアップストアでいかに達成できるかが課題となった。
グループに分かれ40分間のディスカッションが開催されたのち、各チームが登壇してプレゼンテーションを実施。バラエティに富んだアイデアが出てきたが、その中で今回優勝したのは「空き家をプロデュースするJapan C-mall」のアイデアを出したチームだった。
90社のリソースを活用し、日本の空き家問題を解決する
「空き家をプロデュースするJapan C-mall」のアイデアは、各自治体の共通の課題となっている日本の空き家問題を「JAPAN CMO CLUB」が解決しようという企画。具体的には、全国各地にある空き家を「JAPAN CMO CLUB」に参加する各社がひとつずつ受け持ち、各社のブランド資産を生かしたプロデュースを行って集客につなげようというアイデアだ。
JAPAN CMO CLUB
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